特許
J-GLOBAL ID:200903087549878745

同相モード安定性が強化された差動増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036245
公開番号(公開出願番号):特開平6-029761
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】同相モードフィードバックを有する差動増巾器において、同相モードフィードバク回路のノードが、増巾器の主極として出力ノードとの間で競合するような不安定を避けられる増巾器を提供する。【構成】差動増幅器60は、第1段階の2つのノード86,87を、低い同相モード・インピーダンス・ノードにして、同相モードの主極をこの2つのノード86,87からシフトすることによって、同相モード安定性を高める。第1段階は、入力部80および差動負荷110を含む。入力部80は、第1電流および第2電流をそれぞれ、差動入力電圧に反応して、差動負荷110に提供する。第1電流および第2電流は差動成分および同相成分を有する。差動負荷110は、第1電流および第2電流の差動成分および同相成分をそれぞれ差動電圧および同相モード電圧に変換して、差動成分に高インピーダンスを、同相成分に低インピーダンスを提供する。
請求項(抜粋):
同相モード安定性が強化された差動増幅器(60,60’)であって、前記差動増幅器は:第1電流および第2電流をそれぞれ第1ノード(84)および第2ノード(85)に提供する入力手段(80,80’)であって、前記第1電流および第2電流の差動成分が、それぞれ第1入力信号と第2入力信号の間の正の差および負の差に比例しており、前記第1電流および第2電流の同相成分が同相モード・フィードバック信号に比例しているところの入力手段(80,80’);前記第1電流および第2電流の前記差動成分および同相成分を、それぞれ第3ノード(86)および第4ノード(87)の差動電圧および同相モード電圧に変換するため、また前記差動成分に高インピーダンスを、前記同相成分に低インピーダンスを提供するために、前記入力手段(80,80’)に結合された差動負荷手段(110,110’);ならびに第1出力電圧および第2出力電圧をそれぞれ前記第3ノード(86)および第4ノード(87)の電圧に比例して提供するため、また基準電圧と、前記第1出力電圧および第2出力電圧の検出した同相成分の間の差に反応して、前記同相モード・フィードバック信号を提供するために、前記入力手段(80,80’)および前記差動負荷手段(110)に結合された手段(50,100);によって構成されることを特徴とする差動増幅器。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-154507
  • 特開昭63-014506
  • 特開平1-106607

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