特許
J-GLOBAL ID:200903087563115312

半導体素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 昭徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-298068
公開番号(公開出願番号):特開2004-134597
出願日: 2002年10月10日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】トレンチ型の超接合半導体素子において、耐圧の低下を抑制するとともに、ゲート絶縁膜の信頼性を高めること。【解決手段】深さ方向に延びるnドリフト領域12およびp仕切り領域13とを交互に繰り返し接合してなる並列pn接合層14の、p仕切り領域13にトレンチ終端部の3次元曲面形状部分20を形成する。そして、p仕切り領域13の、トレンチ終端部の3次元曲面形状部分20を囲む部分を、その下側の部分よりも不純物濃度が高いp+領域21とし、電界がp+領域21とnドリフト領域12との境界で強くなるようにして、トレンチ終端部の3次元曲面形状部分20への電界集中を緩和する。また、p仕切り領域13の、トレンチ終端部の3次元曲面形状部分20を囲む部分を、その下側の部分よりも幅が広くなるようにしてもよい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
半導体基板の第1の主面と第2の主面との間に、低抵抗層と、前記第1の主面側から前記第2の主面側へ向かう縦方向に延び、かつ横方向に交互に繰り返し接合された複数の第1導電型領域および複数の第2導電型領域よりなる並列pn接合層と、前記第1の主面側に形成されたトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、前記ゲート絶縁膜の、前記トレンチの側壁に沿う部分の少なくとも一部に接する第2導電型ベース領域と、前記第2導電型ベース領域により前記第1導電型領域から離間され、かつ前記ゲート絶縁膜の、前記トレンチの側壁に沿う部分に接する第1導電型ソース領域と、を具備する半導体素子において、 前記トレンチの終端部は、複数の前記第2導電型領域のうちの一部の第2導電型領域内に形成されていることを特徴とする半導体素子。
IPC (1件):
H01L29/78
FI (3件):
H01L29/78 652H ,  H01L29/78 652N ,  H01L29/78 653A

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