特許
J-GLOBAL ID:200903087570640392
冷媒回収装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三宅 始
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-199066
公開番号(公開出願番号):特開2003-014339
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 R407C等の非共沸混合冷媒を環境保護・資源保護の観点から再生、再利用可能とすると共に、回収時間の短縮化及び回収率の向上を図った冷媒回収装置を提供すること。【解決手段】 2個のコンプレッサの内の一方の排気管路に第1並列・直列切換弁を介装すると共に他方のものの吸入口管路に第2並列・直列切換弁を介装し、第1並列・直列切換弁と第2並列・直列切換弁とを直列用連結管にて接続し、減圧手段を各コンプレッサの吸入口に夫々対応するように配設してなり、被回収物内の冷媒の圧力が高いときには、2個のコンプレッサを並列接続して運転を行い、さらに、その冷媒の圧力が所定圧力まで低下した時点で2個のコンプレッサを直列接続に切り換えて運転を継続させることにより、冷媒を高圧領域から真空領域までの全領域にわたり短時間で回収することができるように構成した。
請求項(抜粋):
冷凍・空調機器類の被回収物に接続する取入口とコンプレッサの吸入口との間に、液/ガス切換弁と減圧手段とを並列に配設すると共に、該コンプレッサの排気口と回収ボンベに接続する吐出口との間に凝縮器を配設し、被回収物内の冷媒を回収ボンベに回収するように設けられた冷媒回収装置において、前記コンプレッサが2個用いられて、一方の第1コンプレッサの排気管路に第1並列・直列切換弁を介装すると共に他方の第2コンプレッサの吸入口管路に第2並列・直列切換弁を介装し、それら第1並列・直列切換弁と第2並列・直列切換弁とを直列用連結管にて接続し、前記減圧手段を第1コンプレッサと第2コンプレッサの各吸入口に夫々対応するように配設してなり、前記被回収物内の冷媒の圧力が高いときには、第1コンプレッサと第2コンプレッサとを並列接続して運転を行い、さらに、その冷媒の圧力が所定圧力まで低下した時点で第1コンプレッサと第2コンプレッサとを直列接続に切り換えて運転を継続させることにより、前記冷媒を高圧領域から真空領域までの全領域にわたり短時間で回収することができるように構成したことを特徴とする冷媒回収装置。
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