特許
J-GLOBAL ID:200903087571157377

スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020197
公開番号(公開出願番号):特開平6-227291
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、応答性に優れ且つハンチングや加速度変動の少ない安定したスリップ制御装置を得る。【構成】 スリップ量偏差ΔJ及びスリップ変化量J′に基づいてスリップの増減を判定するスリップ変化方向判定手段8と、判定結果Hに応答してフィードバックゲインGを切換えるフィードバックゲイン切換手段41と、スリップ量偏差ΔJ及びフィードバックゲインGに基づいて制御量Cを演算する制御量演算手段42とを有し、フィードバックゲイン切換手段41は、判定結果Hがスリップ量偏差ΔJの増加を示す場合にはフィードバックゲインGを第1の値に設定し、判定結果Hがスリップ量偏差ΔJの減少を示す場合にはフィードバックゲインGを第1の値よりも小さい第2の値に設定する。
請求項(抜粋):
車両の駆動輪の回転速度を検出する駆動輪速度検出手段と、前記車両の走行速度を検出する車両速度検出手段と、前記回転速度及び前記走行速度に基づいて前記駆動輪のスリップ量を演算するスリップ量演算手段と、前記走行速度に基づいて前記駆動輪の目標スリップ量を演算する目標スリップ量演算手段と、前記スリップ量と前記目標スリップ量との偏差を演算するスリップ量偏差演算手段と、前記スリップ量の時間的な変化量を演算するスリップ変化量演算手段と、前記スリップ量偏差及び前記スリップ変化量に基づいて前記スリップ量偏差の増減を判定するスリップ変化方向判定手段と、前記スリップ変化方向判定手段からの判定結果及び前記スリップ量偏差に基づいて前記駆動輪に対する制御量を演算する制御手段と、前記制御量に応答して前記駆動輪の駆動トルクを制御する駆動トルク調整手段とを備え、前記制御手段は、前記判定結果に応答して前記制御量のフィードバックゲインを切換えるフィードバックゲイン切換手段と、前記スリップ量偏差及びフィードバックゲインに基づいて前記制御量を演算する制御量演算手段とを有し、前記フィードバックゲイン切換手段は、前記判定結果が前記スリップ量偏差の増加を示す場合には前記フィードバックゲインを第1の値に設定し、前記判定結果が前記スリップ量偏差の減少を示す場合には前記フィードバックゲインを前記第1の値よりも小さい第2の値に設定することを特徴とするスリップ制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/20 ,  B60T 8/58 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/22 310

前のページに戻る