特許
J-GLOBAL ID:200903087574195539

マルチキャスト通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-108280
公開番号(公開出願番号):特開平7-321780
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 データ交換網でマルチキャスト通信を行なう際、網内の総トラヒック量の軽減を図るためのアルゴリズムを確立する。【構成】 呼設定フェーズでは、発端末から呼設定要求信号を送信し、発交換ノードが相手端末分の呼設定要求信号を生成し各着端末を識別するIDを含めて送信し、着端末に近い交換ノードが各着端末から呼設定応答信号を受信した後、発側に向けてデータ信号生成ノードになる旨を表示するデータ信号生成ノード表示を送信し、データ信号生成ノード表示を受信した交換ノードは当該呼びに対してデータ生成を行なわないように設定し、データ転送フェーズにおいては、データ信号生成ノードが発端末の送信したデータ信号を受信した時に自己が担当する呼の分だけ該データ信号を生成して着端末に向けて送信する。
請求項(抜粋):
複数の交換ノードと複数の端末からなり、発端末から着端末へ呼設定要求信号を送信し且つ着端末から発端末へ呼設定応答信号を返送することにより呼のルートを設定し、そのルートによりデータ転送を行なう通信網において、呼設定フェーズにおいては、発端末から複数の着端末への呼設定を要求するマルチキャスト呼設定要求信号を送信し、該発端末を収容する発交換ノードが、該マルチキャスト呼設定要求信号を受信した後、相手端末分の呼設定要求信号を生成し、該各呼設定要求信号を、これに該マルチキャスト呼を網内で一意的に識別するためのマルチキャスト呼IDと該マルチキャスト呼に属し各着端末を識別するマルチキャストサブ呼IDとを含めて、各着端末に送信し、該マルチキャストサブ呼が経由する各中継交換ノードおよび/または着交換ノードは、同一のマルチキャスト呼IDを有し異なるマルチキャストサブ呼IDを有する複数のマルチキャストサブ呼が通過することを検出し、該各中継交換ノードおよび/または着交換ノードが、各着端末から該複数のマルチキャストサブ呼に対応する呼設定応答信号を受信した後、該各中継交換ノードおよび/または着交換ノードから発側に向けて自ノードが該複数のマルチキャストサブ呼に対するデータ信号生成ノードになることを表示するデータ信号生成ノード表示を該呼設定応答信号を乗せて送信し、該データ信号生成ノード表示を受信した中継ノードおよび/または発交換ノードは該マルチキャストサブ呼に対するデータ生成を行なわないように設定し、データ転送フェーズにおいては、前記呼設定フェーズにおいて決定されたデータ信号生成ノードが、発端末が送信したデータ信号を受信した時に該データ信号生成ノードが担当するマルチキャストサブ呼の分だけ該データ信号を生成して着端末に向けて送信することを特徴とするマルチキャスト通信方式。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-290329

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