特許
J-GLOBAL ID:200903087574883737

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290347
公開番号(公開出願番号):特開平8-130515
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】ディジタル移動通信方式の自動車電話システム等で用いる音声符号化装置において、移動局のVOX(またはVAD)処理における無音検出時に送信される背景雑音の周期的温調変化により生じる復号器の音声出力の違和感を低減する。【構成】VOXモード情報と量子化電力とポストフィルタから出力される音声信号を入力し、無音区間の背景雑音生成時に量子化電力の長時間平均をとり長時間平均を取った電力になるようポストフィルタから出力される音声信号の電力制御を行う電力制御器と、VOXモード情報を入力し無音区間の背景雑音生成時にフィルタ処理を行わないように制御するポストフィルタと、VOXモード情報を入力し無音区間の背景雑音生成時に入力された適応符号インデックスを固定のインデックスと切替えて適応符号ベクトル信号を出力する適応符号信号復号器を設ける。
請求項(抜粋):
符号化データを入力し、電力インデックスと、適応符号インデックスと、雑音符号インデックスと、利得符号インデックスと、LSP(Line Spectrum Pair)インデックスに分離し出力し、且つ入力した符号化データを出力するデータ受信部と、前記データ受信部から出力される符号化データを入力し、VOXモード(VOXMODE)情報を出力するVOXユニークワード検出器と、前記電力インデックスと前記VOXモード情報を入力し、量子化電力を出力する電力符号復号器と、前記雑音符号インデックスと前記VOXモード情報を入力し、雑音符号ベクトル信号を出力する雑音符号復号器と、前記LSPインデックスと前記VOXモード情報を入力し、LPC(Linear Predictive Coefficient)と予測残差利得を出力するLSP符号復号器と、前記利得符号インデックスと前記VOXモード情報と前記量子化電力と前記予測残差利得を入力し、適応符号利得係数と雑音符号利得係数を出力する利得符号復号器と、前記適応符号インデックスと前記VOXモード情報と励振信号を入力し、適応符号ベクトル信号を出力する適応符号信号復号器と、前記適応符号ベクトル信号に前記適応符号利得係数を乗算した信号と、前記雑音符号ベクトル信号に前記雑音符号利得を乗算した信号を加算し、前記励振信号を出力する加算器と、前記励振信号と前記LPCを入力し、合成音声信号を出力する合成フィルタと、前記合成音声信号と前記LPCを入力し、音声信号を出力するポストフィルタと、を有する音声符号化装置において、前記量子化電力と、前記VOXモード情報と、前記音声信号と、を入力し、前記VOXモード情報が無音区間の背景雑音生成時に、前記ポストフィルタから出力される音声信号の電力制御を行う電力制御器を備えることを特徴とする音声符号化装置。
IPC (3件):
H04B 14/06 ,  G10L 9/14 ,  H03M 7/30

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