特許
J-GLOBAL ID:200903087581404291

ブラシレスモータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151746
公開番号(公開出願番号):特開平9-312991
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ブラシレスモータの制御方法において、電機子巻線の通電を適切に切り替え、振動や騒音の低減、脱調を防止する。【解決手段】 ブラシレスモータ3への印加電圧をチョッピングのデューティ比により可変して同ブラシレスモータ3を回転するとともに、ブラシレスモータ3の回転子3aの位置検出に基づいて同ブラシレスモータの電機子巻線の通電を切り替えるブラシレスモータの制御方法であって、電機子巻線に発生する誘起電圧と基準電圧発生回路5aからの基準電圧Vdc/2とを比較回路5bで比較し、この比較結果の位置検出点の位置信号を制御回路10に入力する。制御回路10は前回の位置検出時に計時した1周期の時間およびチョッピングのデューティ比をもとにして位置検出間隔の基準値を算出するとともに、この算出基準値と今回の位置検出時に得た位置検出間隔とを比較する。今回の位置検出間隔が基準値より大きい場合、今回の位置検出点を所定値だけ戻す補正を行い、この補正された位置検出点をもとにしてブラシレスモータ3の通電切り替えタイミングを算出する。
請求項(抜粋):
直流電源をスイッチングしてブラシレスモータの電機子巻線に印加する際、該印加する電圧をチョッピングのデューティ比により可変して前記ブラシレスモータを回転制御するとともに、前記ブラシレスモータの回転子の位置検出に基づいて同ブラシレスモータの電機子巻線の通電を切り替えるブラシレスモータの制御方法であって、前記回転子の位置検出毎に位置検出間隔を計時する一方、前回の位置検出時に計時された位置検出間隔および前記チョッピングのデューティ比をもとにして位置検出間隔の基準値を算出し、該算出基準値と今回の位置検出間隔とを比較し、今回の位置検出間隔が大きい場合今回の位置検出点を所定値だけ補正し、該補正された位置検出点をもとにして前記ブラシレスモータの通電切り替えタイミングを算出するようにしたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。

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