特許
J-GLOBAL ID:200903087582229493

エポキシシリコーンにより調節された剥離性組成物の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186548
公開番号(公開出願番号):特開平6-172710
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 剥離力を定量的に調節し得る無溶剤型の剥離塗料組成物を使用し、可変的剥離力を備えた剥離性表面を生成する方法を提供する。【構成】 ビニルシリコーンを主成分とし、SiHシリコーン架橋剤、ヒドロシリル化反応抑制剤、ヒドロシリル化触媒を含む剥離塗料に、剥離力調節添加物(CRA)として三官能性および/或いは四官能性のシロキサン単位を含むエポキシシリコーンを含め、このCRA入り剥離塗料組成物を表面に塗付した後、約70〜 300°Cに加熱する。加熱によりこの剥離性組成物は付加硬化して剥離性の表面を提供する。この剥離性組成物の剥離力はCRA量の増加に伴い高くなり、斯くして定量的に調節され得る。
請求項(抜粋):
剥離力が調節され得る剥離性表面を生成する為の、剥離力調節添加物の使用方法であって、(i) 硬化性オルガノポリシロキサン剥離塗料組成物を一つの表面上に塗付する段階であって、該組成物は、(A) 次式(I) の単位(I) Ra R1 b SiO(4-a-b)/2 と、次式(II)の単位(II) RSiO3/2 と、を含んで成り、接着力を調節する為の剥離性添加物として作用する、当該硬化性組成物の約1乃至約98重量%を占めるエポキシ官能性シロキサンであって、上式中、Rは無置換の又は置換されたC(1-8) アルキル基、R1 は炭素数2乃至約20の一価のエポキシ官能性有機基、aは1、2、3の何れか、bは0、1、2、3の何れか、a+bは2又は3であり、但し1分子あたり式(I) の少なくとも1単位は、無置換の又は置換されたエポキシ官能基を含む、エポキシ官能性シロキサンと、(B) 次式の単位Rc R2 d SiO(4-c-d)/2を少なくとも2単位、乃至約6単位含み、剥離性材料の主成分として作用する、当該硬化性組成物の約1乃至約98重量%を占めるビニル官能性シロキサンであって、上式中、Rは上記の定義と同様であり、R2 は無置換の又は置換されたビニル官能性のC(1-8) アルケニル基、cは0、1、2、3の何れか、dは0、1、2、3の何れか、c+dは2又は3である、ビニル官能性シロキサンと、(C) 効果量の温度依存性ヒドロシリル化付加反応抑制剤と、(D) 効果量のヒドロシリル化触媒と、(E) 次式の単位およびその混合物Re ( H) f SiO(4-e-f)/2から実質的に成り、架橋剤として作用する、当該硬化性組成物の約1乃至約10重量%を占めるオルガノポリシロキサンであって、上式中、Rは(A) での定義と同様であり、eは0、1、2の何れか、fは0、1、2、3の何れか、e+fは0、1、2、3の何れかである、オルガノポリシロキサンと、を含んで成る、段階と、(ii) 段階(i) で塗付された組成物が硬化するまで温度約70°C乃至約 300°Cにてこれを加熱する段階と、を含んで成る方法。
IPC (7件):
C09D183/07 PMT ,  C08G 59/20 NHR ,  C08G 81/00 NUU ,  C09D163/00 PJD ,  C09D183/05 PMU ,  C09D183/06 ,  C09J 7/02 JKV

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