特許
J-GLOBAL ID:200903087604427944
音声検出器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-186840
公開番号(公開出願番号):特開平8-032526
出願日: 1994年07月18日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】雑音環境下でのVOX制御による音声信号の欠落をなくし、受信側の再生音声の不快感を軽減した音声検出器を提供する。【構成】音声符号装置に用いられた適応予測器から得られる予測係数と均一PCM入力を用い、予測係数のフレーム間平均値が予め定めた音声検知用しきい値により設定される複数の範囲のうちの特定の範囲にあるかの判定により音声と判定する。ここで、予測係数のフレーム間平均値が雑音領域にあると判定されたときに、均一PCM入力のフレーム毎の電力平均値が高い領域にあれば前記の音声検知用のしきい値を高い値に切換えるように構成されている。
請求項(抜粋):
音声符号化装置の適応予測器から得られる予測係数をフレーム化する第1のフレーム器と、該予測係数のフレーム区間の平均値を計算する平均値計算器と、前記予測係数の発生分布から予め求めた予測係数しきい値と前記平均値とを比較し雑音領域発生頻度分布の発生頻度の高い部分に位置する区間を見つけて雑音領域を判定する雑音領域判定器と、均一PCM信号をフレーム化する第2のフレーム化器と、そのフレーム化された均一PCM信号が雑音領域と判定されたときのみ該均一PCM信号の電力平均値を計算する電力計算器と、前記雑音領域と判定されたときのみ、該均一PCM信号の電力平均値がある決められた数種類の電力しきい値により設定された複数の領域のいずれの領域にあるかの判定結果を出力する電力判定器と、該判定結果により前記電力平均値が高い領域にあることが判定されたときに音声検出用しきい値を前記予測係数しきい値より高くするように切換えるしきい値切換え器と、前記均一PCM信号の有音/無音判定をするために前記予測係数の平均値が前記しきい値切換え器により切換えられた音声検出用しきい値により設定される特定の範囲にあるかの判定により前記区間が有音区間であるか無音区間であるかのいずれかを示す有音/無音フラグを出力する有音/無音判定器と、該フラグに適当なハングオーバ処理を行い音声検出出力信号を出力するハングオーバー処理装置とを備えた音声検出器。
IPC (4件):
H04B 14/06
, G10L 3/00 513
, G10L 3/00
, H03M 7/38
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