特許
J-GLOBAL ID:200903087605223803

中性子検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-104379
公開番号(公開出願番号):特開平8-297167
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 検出器の小型化と長期間の特性保持。【構成】 PSF1を多数緊密に束ねる。PSF1の表面にはLiF等の薄膜層3を形成する。PSF1の一端に光電変換素子5を取り付ける。PSF1と光電変換素子5は遮光膜7と減速材9で覆われる。LiF等は低速中性子が入射すると(n,α)反応によってα粒子等を放出するため、薄膜層3が第一の固体反応材となる。PSF1はシンチレータ、第二の固体反応材、減速材を兼ねる。PSF1は水素化合物であり、(n,p)反応によって反跳陽子を放出する。これら両反応を電気信号に変換して中性子を検出する。反応材としてガスを使用しないためガスの漏洩・劣化がなく、部材の共用率が高いため小型化が可能となる。
請求項(抜粋):
入射する低速中性子に対して核反応によって荷電粒子を放出する第一の固体反応材と、入射する高速中性子に対して反跳作用によって荷電粒子を放出する第二の固体反応材と、少なくとも前記第一および第二の固体反応材を遮光する遮光材と、前記第一および第二の固体反応材から放出される荷電粒子を検出する検出部と、を有することを特徴とする中性子検出器。

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