特許
J-GLOBAL ID:200903087608003103

ロープを伝って上下するエレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078201
公開番号(公開出願番号):特開平10-273274
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 ロープを上昇するエレベータシステムを提供する。【解決手段】 エレベータかご(10)は、少なくとも1つのカウンタ回転牽引シーブ(32,34)を備えており、このカウンタ回転牽引シーブは、このかごに取り付けられた少なくとも一つの主駆動部(40,42)によって駆動されている。それぞれのシーブは、対応する固定ロープに連結されており、これらの固定ロープは、エレベータ昇降路の上端に固定され、垂直下方向に垂下され、その下側の自由となった端部では、ウエイト(36、38)が張力を加えている。上記駆動牽引シーブ(32,34)が回転して、上記固定ロープに対してかご室を並進運動させ、昇降路内を垂直に運動させている。
請求項(抜粋):
垂直な昇降路と、この昇降路内に配設され、互いに平行な回転軸を有し、かつ、離間した第一のシーブと第二のシーブを備えたエレベータかごと、前記かごが運動する範囲内にある前記昇降路内に垂直に延ばされ、垂直方向上端部が固定された第一のロープ及び第二のロープとを有し、前記第一のロープは、前記第一のシーブの下側を横方向に通され、前記第一のシーブと前記第二のシーブの間を垂直方向に対して上側に通されて、前記第二のシーブの上を横方向に通され、前記第二のロープは、前記第二のシーブの下側を横方向に通され、前記第二のシーブと前記第一のシーブの間を垂直方向に対して上側に通されて、前記第一のシーブの上を横方向に通された構成とされていて、前記かごはさらに、前記第一のシーブと前記第二のシーブのうちの一方を駆動させるための手段を有していることを特徴とするエレベータシステム。

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