特許
J-GLOBAL ID:200903087608216425

ボールを筆記媒体とするペン先部の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-086414
公開番号(公開出願番号):特開平8-258479
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 内部に弾性体を位置させて常にボールをホルダー先端かしめ部内壁に押圧して成る、修正液等の塗布具及び中・低粘度インキボールペンに用いるボールを塗布媒体としたペン先部において、筆記の際の書き出し性に影響を及ぼすインキ乾燥防止と特に、ペン先部を下向き状態で携行することが多いノック式ボールペン用レフィルのインキ垂れ下がりを防止する良好な弁機能をもつペン先部の製造方法を得る。【構成】 ホルダー先端孔内に装填したボールを固定状態で保持し且つ、かしめ治具をホルダー先端縁に押し当て行なうかしめ加工を、ホルダーかしめ部内壁をボールに圧接して行なうことで該かしめ部内壁をボールと同形の球面に形成するものであっても、ボールに付与された弾性体による弾発力により、かしめ部内壁の球面部とボール面が接触し良好な弁機能を発揮する、ボールを塗布媒体とするペン先部の製造方法。
請求項(抜粋):
内部に弾性体を位置させて常にボールをホルダー先端かしめ部内壁に押圧して或る、修正液等の塗布具及び中・低粘度インキボールペンに用いるボールを筆記媒体としたペン先部において、通常のボールペンペン先部を製造するがごとく、ボール(3)が脱落しないように且つ、回転可能に所望のクリアランス(Q)をもたせてかしめ保持して成るホルダー(2)の後端孔より、ボール支持ロッド(R1)を挿入してボールがホルダーかしめ部内壁(2e)に接触状態となるよう押し上げ、その位置にてボールを支承すると共に、ホルダー先端かしめ部(2d)を初期のかしめ角と同等もしくは大きな角度をもたせたかしめ治具(T)によりボールにかしめ部内壁を圧接させる再かしめを行ない、ボールと接触するかしめ部内壁をボールと同形の球面に形成したことを特徴とするボールを筆記媒体とするペン先部(1)の製造方法。
IPC (2件):
B43K 1/08 ,  B43K 15/00
FI (2件):
B43K 1/08 Z ,  B43K 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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