特許
J-GLOBAL ID:200903087611593078

エンジンの蒸発燃料パージ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168166
公開番号(公開出願番号):特開平6-074068
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 燃料蒸発量の多い条件下においても、キャニスタの過充填を防止し、また、エンジン再始動時の不適切な空燃比学習値の使用による空燃比の悪化を防止する。【構成】 空燃比フィードバック補正係数変化量Δαの単位デューティ当りの変化率DUTYCANに基づき、テーブルを参照してキャニスタ充填率FIを設定すると(S336)、このキャニスタ充填率FIに基づいてテーブルを参照し、キャニスタからのパージ量を制御するためのパージコントロールデューティに対する補正量DCOEFを設定して(S337)パージ制御を行ない、エンジン停止時に空燃比学習値を書き換えて、パージ制御によるずれを解消する。その結果、燃料蒸発量の変化に対応して常に適切なパージ制御が可能となり、キャニスタの過充填を防止することができるとともに、エンジン再始動時に、空燃比学習値のずれによる空燃比悪化を防止することができる。
請求項(抜粋):
エンジンが定常運転状態にあるとき、蒸発燃料のエンジンへのパージ量を所定時間変化させ、空燃比フィードバック補正係数の変化量を求める手順と、上記空燃比フィードバック補正係数の変化量に基づいて、上記蒸発燃料を貯溜するキャニスタの充填状態を推定する手順と、推定した上記キャニスタの充填状態に基づき、上記蒸発燃料のパージ量を制御する手順と、エンジン停止時に、上記空燃比フィードバック補正係数の学習値を補正する手順とを備えたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料パージ制御方法。
IPC (4件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/04 330 ,  F02M 25/08 301

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