特許
J-GLOBAL ID:200903087616456958

現像装置のローラ軸取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206199
公開番号(公開出願番号):特開平8-190270
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【課題】 現像装置のローラ軸取付構造を、長時間の連続使用に充分に耐えて、現像剤が洩れたり、ローラの回転トルクが不均一にならないものとする。【解決手段】 現像槽1内の粉末状の現像剤15を攪拌または移送するローラ軸13、または軸端部に下記組成のVリング8を取り付け、このVリング8のリップ12を転がり軸受5もしくは現像槽1の貫通孔6a、6bの周縁または両者に摺接させてローラ軸13を密封状態に保持する。前記Vリングの組成は、フッ化ビニリデン-フルオロプロピレン共重合体等のフッ素ゴムと、テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体等の熱可塑性フルオロ樹脂と、テトラフルオロエチレン低次重合体等の分子量5×104 以下の低分子量含フッ素重合体を必須成分とする潤滑性ゴム組成物とする。または、Vリングの組成を、アクリロニトリルブタジエンゴムとテトラフルオロエチレン樹脂粉末と球状黒鉛などの熱硬化性樹脂の硬化粉末またはガラス転移点が300°C以上の熱可塑性樹脂粉末を配合した潤滑性ゴム組成物とする。
請求項(抜粋):
粉末状の現像剤を収容した現像槽内に現像剤を攪拌または移送するローラを設け、このローラの軸は槽壁に軸受を介して回転可能に保持し、前記軸の端部は槽壁の貫通孔外に突き出して回転動力を入力し、ローラ軸に取り付けたVリングを前記軸受もしくは貫通孔周縁または両者に摺接させてローラ軸を密封状態に保持した現像装置のローラ軸取付構造において、前記Vリングを、第1必須成分であるフッ素ゴムと、第2必須成分である熱可塑性フルオロ樹脂と、第3必須成分である数平均分子量5×104 以下の低分子量含フッ素重合体を含んで成り、前記第1必須成分と第2必須成分の配合重量比が50:50〜95:5の範囲であり、かつ第1必須成分と第2必須成分の合計100重量部に対する第3必須成分の配合量が5〜50重量部である潤滑性ゴム組成物で形成したことを特徴とする現像装置のローラ軸取付構造。
IPC (6件):
G03G 15/08 507 ,  G03G 15/08 110 ,  G03G 15/08 505 ,  C08L 27/18 LGL ,  C08L 71/10 LQH ,  F16C 13/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
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