特許
J-GLOBAL ID:200903087624407184

腰椎前弯用の支持枕

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238510
公開番号(公開出願番号):特開平5-220180
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、使用者が背臥位置にある時に使用者の仙骨を支持するような形状にされ且つ体重を利用して腰椎前弯を減少させる、新たに改良された枕を提供することである。【構成】 互いに相補するように作用する二つの楔(12、15)を備える脊椎の基部に作用して患者(16)の前弯弯曲を逆転させる二重目的の枕(10)。枕の(10)大楔(12)は患者(16)の足部方向端で高く、頭部方向端で低くされており、骨盤を後方傾斜配置するように作用する。仙骨は、骨盤と一緒に後方傾斜される。枕(10)の小楔(15)もまた患者(16)の足部方向端で高く、頭部方向端で低くされており、且つ、仙骨の後方傾斜を増大させて、仙骨上の円盤楔角を低減するように作用する。この枕(10)は、患者が座っている間に腰部の脊椎及び筋肉構成を支持するのに使用することができる。
請求項(抜粋):
使用者の腰椎前弯を減少し、また腰椎前弯を支持する支持枕において、平らな支持表面に係合する基部部材を有し、前記基部部材は第1の楔状部を形成し、該第1の楔状部は前記基部部材のほぼ全長にわたって外方に延在し、前記第1の楔状部の高い方の端部は前記枕の一方の端部に位置し、前記第1の楔状部の低い方の端部は前記枕の他方の端部に位置し、前記第1の楔状部の外側に第2の楔状部が延在し、前記第2の楔状部の高い方の端部は前記第1の楔状部の前記高い方の端部に位置し、前記第2の楔状部の低い方の端部は前記第1の楔状部の前記低い方の端部に位置し、前記第2の楔状部は前記第1の楔状部より幅が狭く、前記第2の楔状部は前記第1の楔状部の長手方向軸に沿って伸長し、前記枕の前記第1の楔状部は使用者の骨盤を支持する位置に置かれ、前記第2の楔状部は使用者が仰向けに寝ている状態のときに前記使用者の仙骨を支持して前記仙骨の先端を前方へ変位させ、これにより、前記枕は前記仙骨を前記骨盤の腸骨と共にその関節内に引き入れ、前記使用者が仰向けに寝ている状態のとき前記使用者の仙腸骨靭帯上の応力を低減することを特徴とする、腰椎前弯用の支持枕。

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