特許
J-GLOBAL ID:200903087624947910
誘電泳動による溶液中の物質の捕集・濃縮・分離に用いる制御装置とそれを用いる制御方法。
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-081447
公開番号(公開出願番号):特開2005-233920
出願日: 2004年02月23日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】クロマトグラフィーに用いられる分配剤微粒子を自在に固定・排出することにより、分離目的に合致した最適カラムを自在に素早く構築することにより、生体試料中の蛋白質あるいは環境ホルモンのような複雑な試料の濃縮・分離・分析を煩雑な前処理操作を必要とせず迅速に行える新規なクロマトグラフィーを提供することである。【解決手段】ガラス基板に作成したマイクロアレイ電極上に、他のガラス基板に一本の溝を彫ることによって形成した溶液通路を重ね合わせ、該マイクロアレイ電極に高周波電圧を印加し、溶液通路入口から分配剤微粒子溶液を導入すると、微粒子は電極パターンに従って電極上に配列・固定される。ここに分析対象となる試料溶液を導入することにより、分配剤と試料溶液との間の化学的相互作用を利用した濃縮クロマトグラフィー分離を達成することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ガラスまたはシリコンウェハー等の無機材料基板に作成したマイクロアレイ電極(櫛型電極)上に、ガラス、シリコン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の無機材料基板あるいは有機材料基板に一本の溝を彫ることによって形成した溶液が通過する流路を重ね合わせ、該マイクロアレイ電極に高周波電圧を印加するファンクションジェネレータを備えたことを特徴とする誘電泳動による溶液中の物質の捕集・濃縮・分離に用いる制御装置。
IPC (3件):
G01N30/60
, G01N30/00
, G01N37/00
FI (4件):
G01N30/60 A
, G01N30/60 D
, G01N30/00 B
, G01N37/00 101
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