特許
J-GLOBAL ID:200903087630499899
ドライクリーニングにおける溶剤の回収方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237618
公開番号(公開出願番号):特開平5-076695
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 ドライクリーニング設備を用いてドライクリーニング作業を行った後に、溶剤フィルタ内に含浸されて残留している溶剤を回収する方法を改良して、簡単な器具を用いて容易に溶剤を回収し得る方法を提供する。【構成】 ドライクリーニング設備において、洗浄,すすぎ後の被洗物乾燥を行うため本来設けられている熱風発生手段(ファン7およびヒータ11)を利用し、熱風をフィルタ5,5′に流通させる。上記の熱風流通は該フィルタの溶剤流通方向と反対方向に流通させて、フィルタ内の溶剤を蒸発させるとともに、固形異物を吹き払う。熱風中に蒸発した溶剤の蒸気は、当該ドライクリーニング設備に本来設けられているクーラ9,10で冷却,凝縮させて回収する。
請求項(抜粋):
密閉構造の外胴内に設けられて回転する多孔板製の内胴と、上記の外胴内へ溶剤を注入して循環させる溶剤循環系統と、上記の外胴内へ熱風を送入,循環させて溶剤を蒸発させるファンおよびエアヒータと、蒸発した溶剤蒸気を冷却・凝縮せしめて回収するエアクーラとを具備しており、かつ、前記の溶剤を吸入,圧送してフィルタを流通させる溶剤浄化系統を備えているドライクリーニング装置を使用した後、前記フィルタに含浸されて残留している溶剤を回収する方法において、前記のファンおよびエアヒータによって発生させた熱風をフィルタに導き、該熱風をフィルタの溶剤流出口から吹き込むとともに溶剤流入口から吹き出させてフィルタに含浸されている溶剤を熱風中に蒸発させ、さらに、溶剤蒸気を含んだ熱風を前記のエアクーラに流通せしめて溶剤蒸気を冷却・凝縮せしめて回収することを特徴とする、ドライクリーニングにおける溶剤の回収方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭60-135795
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特開昭56-017603
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