特許
J-GLOBAL ID:200903087630854265

定着装置及び定着ローラの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059774
公開番号(公開出願番号):特開平10-240056
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】本発明は安価かつ小型で定着性能の良好な定着装置及び定着ローラの製造方法を提供する。【解決手段】定着装置1は、定着ローラ2と加圧ローラ3が圧接されており、定着ローラ2の基体5の表面と裏面にそれぞれ発熱層6、7が配設されている。表面の発熱層6は定着ローラ2の軸方向に定着装置1に供給される記録紙の幅方向全幅にわたって配設され、裏面の発熱層7は定着ローラ2の軸方向に対して発熱層6よりも狭い幅にわたって配設されている。この発熱層6、7の表面にディスパージョン加工により離型層8と離型層9が1工程で形成されている。定着装置1は、搬送されてくる記録紙の紙幅に応じて通電する発熱層6、7を選択して、記録紙の幅に応じて発熱領域を変化させ、定着ローラ2及び加圧ローラ3の端部の温度上昇を適切に抑制して、記録紙サイズに関わらず定着ローラ2の通紙部の温度を均一にする。
請求項(抜粋):
ローラ状の基体に所定の加熱手段が配設された定着ローラと、前記定着ローラと圧接する加圧ローラと、を有し、前記定着ローラと前記加圧ローラとの圧接部にトナー画像の付着された複数の記録紙サイズの記録紙が搬送され、当該記録紙を回転する前記定着ローラと前記加圧ローラにより圧接して搬送しつつ、前記定着ローラの熱により前記記録紙に付着された前記トナー画像を前記記録紙に定着させる定着装置であって、前記定着ローラは、前記加熱手段として、前記基体の表面と裏面にそれぞれ発熱層が形成され、前記表面の発熱層と前記裏面の発熱層は、一方の前記発熱層が他方の前記発熱層よりも前記基体の軸方向において長く形成されるとともに、いずれか一方あるいは両方の前記発熱層により前記基体の軸方向において最大記録紙サイズの前記記録紙の全幅に対応する幅にわたって前記基体を加熱し、前記搬送されてくる記録紙の幅に応じて前記表面の発熱層と前記裏面の発熱層を適宜加熱して、当該搬送されてくる記録紙の幅全域にわたって前記基体を加熱することを特徴とする定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 109 ,  H05B 3/00 335
FI (4件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 109 ,  H05B 3/00 335
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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