特許
J-GLOBAL ID:200903087638462560

通信品質制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-291282
公開番号(公開出願番号):特開平5-130124
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は、VC交換ノードでのVP単位のセル転送制御機能を実現しない場合のVP交換ノードでの品質劣化の影響を考慮できるようにVPおよびVCのセル転送品質の見積もりを行うようにしている。【構成】各VPへのVC群の多重化に伴うセル転送品質の許容最悪値をVPに対し規定し、この許容最悪値を満たす範囲でVC交換ノード201 における各VPへのVCの割り当てを行い、また、物理伝送路211 に多重化されるVPの各々に規定された容量和が物理伝送路201 のペイロード容量を越えないように各VPの物理伝送路201 への割り当てを行う。そして、2つのVC交換ノード201,203 間に設定されるVPコネクション222 に関してVC交換ノード201 およびVP交換ノード202におけるセル転送品質の各々が許容最悪値になるものとして、それらを積算することでVPコネクション222 でのセル転送品質の最悪値を定義している。
請求項(抜粋):
セルに対してバーチャルチャネル(VC)単位の交換処理を行うVC交換ノードと前記セルに対してバーチャルパス(VP)単位の交換処理を行うVP交換ノードとで構成されるATM交換網であって、前記VPに規定された容量と前記VPに多重化されるVC群の各々に規定されたトラヒック特性パラメータとから得られる前記VC群の前記VPへの多重化に伴う仮想上のセル転送品質の許容最悪値を各VPに対して規定するとともに、これら各VPに規定された多重化品質の許容最悪値を満たす範囲で前記VC交換ノードにおける各VCを収容するVPへの割り当てを制御し、物理伝送路へ多重化される前記VPの各々に規定された容量の和が前記物理伝送路上の情報容量を越えず、かつ同一の物理伝送路には前記多重化品質の許容最悪値がすべて等しいVPのみが多重化されるように各VPの前記物理伝送路への割り当てを制御し、こうした条件の下で2つのVC交換ノード間に設定されたVPコネクションに関して前記VPコネクションの始点となるVC交換ノードおよび前記VPコネクションの経由するすべてのVP交換ノードにおけるセル転送品質の各々があらかじめ各VPに規定された前記多重化品質の許容最悪値になるものとして、それらを積算することにより前記VPコネクションでのセル転送品質の最悪値を決定することを特徴とする通信品質制御方法。

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