特許
J-GLOBAL ID:200903087649257381

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-106311
公開番号(公開出願番号):特開平8-307671
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】マルチチップタイプのイメージセンサを用いて生成された基準データであっても、基準データを効率良く、かつ正確に保持することを可能とする。【構成】密着形イメージセンサ1により白基準面を読取った際にアナログ/ディジタル変換回路4から出力される1画素当たり8ビットの白基準データに基づいて、各画素をその画素のレベルと前画素のレベルとの差を6ビットで表してなる圧縮データを生成し、これを記憶手段に保持させることでシェーディングを行うために保持しておくデータ量を低減する。ただし、例えば密着形イメージセンサ1を形成する各CCDチップの先頭の光電変換素子に対応する画素等の所定の特定画素については、元の8ビットのデータをそのまま保持することにより、前画素との隣接間ビットばらつきが大きいために誤ってしまう圧縮データを保持しない。
請求項(抜粋):
多数の画素の濃度をそれぞれmビットのバイナリデータで示した画像データを受け、予め記憶手段に保持しておいたシェーディングデータを用いてシェーディング補正手段により前記画像データに対してシェーディング補正を行う画像処理装置において、前記画像データに基づき、各画素をその画素のレベルと前画素のレベルとの差をn(n<m)ビットで表してなる圧縮データを生成する圧縮手段と、所定のシェーディングデータ取込み期間に、前記多数の画素のうちの所定の特定画素については前記画像データにおける該当画素のデータを、またその他の画素については前記圧縮データにおける該当画素のデータをそれぞれ選択して前記記憶手段に保持させるシェーディングデータ設定手段と、前記圧縮データに基づき、各画素をその画素に対応する差を前画素の再生値に加算することでmビットの再生値を生成する再生手段と、所定のシェーディング補正実行期間に、前記記憶手段に保持されたデータを前記特定画素に対応するものはそのままで、またその他の画素に対応するものは前記再生手段にて再生された再生値をそれぞれ前記シェーディング補正手段へと前記画像データの入力に同期して与えるシェーディングデータ供給手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。

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