特許
J-GLOBAL ID:200903087653810940

出力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041936
公開番号(公開出願番号):特開平9-238035
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】歪み特性を劣化させずに消費電力を低減できる出力回路を実現する。【解決手段】端子TICL への入力信号レベルがローレベルの場合にはバイアス電流が増加し、低インピーダンスの負荷を扱えるような状態となり、電流制御入力端子TICL への入力信号レベルがハイレベルの場合にはバイアス電流が小さくなり、第2の電流増幅回路23と同等の働きをするような状態となる第1の電流増幅回路22と、端子TOPC への入力信号レベルがハイレベルの場合には電圧増幅回路21による平衡信号S21bを受けて、400Ω程度の負荷を駆動させるための電流増幅を行い、動作制御入力端子TOPC への入力信号レベルがローレベルの場合には停止状態となる第2の電流増幅回路23とを設ける。これにより、外部からの設定により平衡出力、不平衡出力のいずれかを選択でき、どちらの出力形態でも最小の電流で歪特性を改善できる。
請求項(抜粋):
平衡出力と不平衡出力の2系統の出力形態をもつ出力回路であって、制御信号が第1のレベルで入力されると、第1の出力用トランジスタに所定のバイアス電流を供給し、第2のレベルで入力されると当該第1の出力用トランジスタのバイアス電流を第1のレベルの場合より増加させて供給し、上記第1の出力用トランジスタからバイアス電流に応じたレベルの信号を出力する第1の回路と、上記制御信号が第1のレベルで入力されると第2の出力用トランジスタに所定のバイアス電流を供給して当該第2の出力用トランジスタから所定のレベルの信号を出力し、上記制御信号が第2のレベルで入力されると当該第2の出力用トランジスタへのバイアス電流の供給が停止状態となる第2の回路とを有する出力回路。
IPC (2件):
H03F 3/72 ,  H04N 5/44
FI (2件):
H03F 3/72 ,  H04N 5/44 L

前のページに戻る