特許
J-GLOBAL ID:200903087655374080

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191534
公開番号(公開出願番号):特開平11-038650
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐摩耗性、耐コロナ放電性、耐トナーフィルミング性に優れ、繰り返し使用にも耐え、電子写真特性も低下せず、優れた画質を長期間得ることができる電子写真感光体の提供。【解決手段】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写真感光体において、感光層が、下記一般式(I)、などで表される繰り返し構造単位の1つを含むポリカーボネート樹脂を結着樹脂として含有し、更に下記一般式(V)などで表されるヒンダードフェノール構造を有する化合物及び下記一般式(VII)で表されるヒンダードアミン構造を有する化合物を1種含有することを特徴とする電子写真感光体。ただし、一般式(I)において、X1及びX2は、水素原子、アルキル基などを、(t-Bu)は、tert-ブチル基を表す。hは、1又は2の整数を、kは、重合度を表す。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に感光層を設けた電子写真感光体において、該感光層が、下記一般式(I)、(II) 、(III) 及び(IV) で表される繰り返し構造単位の少なくとも1つを含むポリカーボネート樹脂を結着樹脂として含有し、更に下記一般式(V)又は(VI) で表されるヒンダードフェノール構造を有する化合物及び下記一般式(VII) で表されるヒンダードアミン構造を有する化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする電子写真感光体。一般式(I)【化1】ただし、一般式(I)において、X1 及びX2 は、水素原子、アルキル基、アリール基又はアリール置換アルキル基を表す。X1 とX2 とは連結して脂環式炭素環又はラクトン環を形成していてもよい。(t-Bu)は、tert-ブチル基を表す。hは、1又は2の整数を意味する。kは、重合度を表す。一般式(II)【化2】ただし、一般式(II) において、X及びX’は、水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表す。Y及びY’は、アルキル基又はアリール基を表す。A1 及びA2 は、炭素数2〜4のアルキレン基を表す。nは、重合度を表す。一般式(III)【化3】ただし、一般式(III) において、X及びX’は、水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表す。Y及びY’は、アルキル基又はアリール基を表す。A1 及びA2 は、炭素数2〜4のアルキレン基を表す。Zは、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、アセチル基又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。jは、0〜3の整数を意味する。nは、重合度を表す。一般式(IV)【化4】ただし、一般式(IV) において、X及びX’は、水素原子、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。Y及びY’は、炭素数1〜4のアルキル基又はアリール基を表す。A1 及びA2 は、炭素数2〜4のアルキレン基を表す。nは、重合度を表す。一般式(V)【化5】ただし、一般式(V)において、R1 は、水素原子又は分岐状アルキル基を表す。R2 、R3 及びR4 は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基若しくは分岐状アルキル基、ヒドロキシ基、リン酸エステル基、アミノ基又はエステル基を表す。R5 は、水素原子又は炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状アルキル基を表す。一般式(VI)【化6】ただし、一般式(VI) において、R6 は、水素原子又はカルボニル基を表す。R7 及びR11は、分岐状アルキル基を表す。R8 、R9 、R10、R12、R13及びR14は、水素原子又は炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状アルキル基を示す。m及びnは正の整数を意味し、m+nは2〜4である。Wは、連絡基を表し、フェニル基同士が直接結合する場合も含む。一般式(VII)【化7】ただし、一般式(VII) において、R15、R16、R17及びR18は、水素原子、アルキル基又はアリール基を表す。Zは、含窒素脂環を構成するのに必要な原子団を表す。
IPC (5件):
G03G 5/05 101 ,  G03G 5/05 104 ,  C08K 5/13 ,  C08K 5/18 ,  C08L 69/00
FI (5件):
G03G 5/05 101 ,  G03G 5/05 104 B ,  C08K 5/13 ,  C08K 5/18 ,  C08L 69/00

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