特許
J-GLOBAL ID:200903087661222780

高並列動き補償演算器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122274
公開番号(公開出願番号):特開平5-328332
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、P個の読み出しポートを有するメモリ群を用いて最大(P-1)・m2 の並列度で実行することのできる高並列動き補償演算器を提供することである。【構成】 本発明の高並列動き補償演算器6は、第1の探索ブロックと第1のメモリ2の現フレームデータについて並列演算を行うと共に、第2のメモリ5の第1の探索ブロックをより下方向にmラインずつずれた第2の探索ブロックと第1のメモリ2の現フレーム・ブロックデータについてノルム演算を用いて並列に演算する並列演算手段3を含む。
請求項(抜粋):
探索画素領域の中で、m画素×mラインの画素ブロックを1画素づつずらしながら、ブロックマッチングをとり、最小のノルムをもつブロックを特定する全探索の動き補償演算器において、2個の読み出しポートを有する探索画素領域データを格納する第1のメモリ群を用いて縦横に隣接するm×m個の画素ブロックのノルム演算をm×m個の動き補償演算エレメントで並列に実行するための高並列動き補償演算器であって、該第1のメモリ群の第1のポートから画素データを探索画素領域の最左上を開始点として縦方向にmライン分のデータを右方向にスキャンしながら順次読み出し、残る第2のポートから画素データを探索画素領域の最上左から縦方向にmライン分ずらした画素を開始点としてmライン分のデータを右方向にスキャンしながら、該第1のポートよりmサイクルだけ読み出し開始時刻を遅らせて順次読み出す第1のデータ読み出し制御手段と、各動き補償演算エレメントが割り当てられた画素ブロック内のデータを該第1のメモリ群の第1のポートと第2のポートのいずれか一方から選択する入力選択制御手段と、ノルム演算に必要なデータが該第1のメモリ群の2つのポートのいずれか一方から読み出されるタイミングで該各動き補償演算エレメントを起動させる第1の起動制御手段とを有する複数の動き補償演算エレメントを含むことを特徴とする高並列動き補償演算器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-295379

前のページに戻る