特許
J-GLOBAL ID:200903087664330230

スクロール表示方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126718
公開番号(公開出願番号):特開平9-311659
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 少ない数の発光素子により大サイズで精細な多色画像をスクロール表示する。【解決手段】 10組の発光素子列セットSi(RCi・GCi・BCi)が帯状に連なって1列が16ドットで1行が30ドットの物理的画面を構成し、その物理的画面を1列が16ドットで1行が57(=30+3×9)ドットの仮想的画面とみなす。ある1組の発光素子列セットSiにおいて、赤色発光素子列RCiが飛び飛び選択されたある1列(k)の赤データで制御駆動されるとき、その選択列(k)の隣の列(k+1)の緑データにより緑色発光素子列GCiが制御駆動され、さらにその隣の列(k+2)の青データにより青色発光素子列BCiが制御駆動される。
請求項(抜粋):
つぎの各要件(1)〜(8)を備えたことを特徴とするスクロール表示方法。(1)m個の第1色の発光素子を小さな間隔aで直線状に配列した第1色の発光素子列がある。m個の第2色の発光素子列を小さな間隔aで直線状に配列した第2色の発光素子列がある。第1色の発光素子列と第2色の発光素子列とを前記aとほぼ等しい小さな間隔bで平行に配設して発光素子列セットを形成する。(2)n組の前記発光素子列セットを用意し、これらを前記bのほぼ3倍以上の大きなピッチでほぼ平行に配列し、この配列によりn列の第1色の発光素子列とn列の第2色の発光素子列とが帯状に連なった1列がmドットで1行が2nドットの物理的画面を形成する。(3)前記物理的画面のことを1列がmドットで1行がwドットの画素構成の仮想的画面とみなし、その仮想的画面にそのドット密度で多色画像を表示するつもりでビットマップ画像データを作成する。その画像データは第1色の画像データと第2色の画像データとに色分解されたデータである。ここで、wは(3n-1)以上の整数である。(4)前記仮想的画面の中に前記物理的画面を構成しているn組の前記発光素子列セットが平均的にはほぼ均一に分散配列されており、1組の前記発光素子列セットにおける第1色の発光素子列と第2色の発光素子列とは前記仮想的画面における隣り合う2列の画素列に対応している。(5)1列がmドットで1行がwドットのビットマップ画像データを前記仮想的画面に展開して表示すると仮定したとき、実際には、w列分の第1色の画像データの中から飛び飛びに選択したn列分のデータをn列の第1色の発光素子列に分配して、各列mドット分のデータに従って各列m個の第1色の発光素子を制御駆動すると同時に、w列分の第2色の画像データの中から飛び飛びに選択したn列分のデータをn列の第2色の発光素子列に分配して、各列mドット分のデータに従って各列m個の第2色の発光素子を制御駆動する。(6)w列分の第1色および第2色の画像データの中からそれぞれn列分のデータを飛び飛びに選択してそれぞれn列の第1色および第2色の発光素子列に分配する制御において、飛び飛び選択の列間隔は、前記仮想的画面に分散配列されている前記発光素子列セットの配列間隔に対応する。(7)ある1組の前記発光素子列セットにおいて、第1色の発光素子列が飛び飛び選択されたある1列の第1色のデータで制御駆動されるとき、その選択列の隣の列の第2色のデータにより第2色の発光素子列が制御駆動される。(8)前記仮想的画面に展開するビットマップ画像データを行方向に移動させながら、前記飛び飛び選択した画像データに従って各発光素子列セットの発光素子を制御駆動するデータ処理を繰り返すことで、前記仮想的画面を観察する人の残像効果により1列がmドットで1行がwドットの密度のスクロールする多色画像を視認させる。
IPC (3件):
G09G 3/20 ,  G06F 3/14 360 ,  G09G 5/34
FI (3件):
G09G 3/20 U ,  G06F 3/14 360 D ,  G09G 5/34 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭57-027479
  • 特表昭63-500746
  • 特開平3-271794

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