特許
J-GLOBAL ID:200903087673071167

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086691
公開番号(公開出願番号):特開平9-277898
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 袋体の容量を大きくすることなく小型の装置で乗員頭部の運動エネルギーを十分に吸収する。【解決手段】 袋体10は、長手方向が車両前後方向とされて車両前方側の端部がボルト止めされ、車両後方側の端部が開放されてモジュールケース20に締結されている。袋体10は、通常は、ルーフサイドとフロントピラーとに沿って屈曲されて格納収縮状態にある。側突時等には、モジュールケース内のインフレータ22が作動し、袋体10に気体圧力が流入されて袋体10が膨張展開され、乗員頭部等を支持してその運動エネルギーの吸収する。このとき、袋体10に流入されるガスによってピストン42が駆動されて車両前方側へ移動して連結ストラップ44、連結ワイヤー45を介して袋体10の車両後方側の端部が車両後方側に引っ張られる。これにより、袋体10が直線状とされ、フロントピラーとルーフサイドとの間の領域である窓部を横切るように位置する。膨張展開された袋体10の車両幅方向外側への移動が抑制される。
請求項(抜粋):
格納収縮状態の袋体を気体圧力で膨張展開させるエアバッグ装置において、格納収縮状態でルーフサイド及びフロントピラーに沿って車両前後方向に配置され、車両前後方向両端部が車体へ取り付けられる袋体と、この袋体の膨張展開時に袋体の車両前方側の端部又は車両後方側の端部を袋体の長手方向に沿って引っ張り、袋体を直線状になるように展開させる引張手段と、を備えたことを特徴とするエアバッグ装置。

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