特許
J-GLOBAL ID:200903087678048155

自在継手の十字部材ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300508
公開番号(公開出願番号):特開平10-009279
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 その寿命が改善され、高い走行性能を保証する継ぎ手用十字軸部材ユニツトを提供することにある。【解決手段】 本発明は4本のアーム17を備えた十字軸部材6を有する、自在継ぎ手用十字軸部材ユニツトに関する。アーム毎に該アームを被覆する軸受ブツシユ9が設けられる。軸受ブツシユのケーシング23とアームの筒状走行面19との間の中間空間にリングの形の転動接触部材29が配置される。軸受ブツシユの開放端27に向かって、アームとケーシングとの間に、予備密封体38および主密封体32が配置される。高い走行性能を達成するために、予備密封体が、その孔41内に、アームの座部分22に堅固に位置決めされかつしたがつて静的密封作用を有するビーズ41、42を備えている。
請求項(抜粋):
4本のアーム(17)を備え、2本が各々共通の長手方向軸(7,8)からなり、そして各アーム(17)が端面(18)、順次、密封面(21)およびさらに座部分(22)がそれに追随する、端面(18)に隣接する筒状支持面(19)からなり;アーム(17)ごとに軸受ブツシユ(9)が設けられ、該軸受ブツシユ(9)が内面(24)が走行面として設計されかつ環状ギヤツプを備えたアーム(17)のまわりに同軸的に配置される管状の、筒状ケーシング(23)、ストツパ面(28)により端面(18)および開放端(27)を被覆する基部(25);アーム(17)の走行面(19)上およびケーシング(23)の内面(24)上にアーム(17)のまわりのリングの形において環状ギヤツプに転動可能に配置されるローラまたは針の形の転動接触部材(29)を備え;開放端(27)から軸受ブツシユ(9)に堅固に挿入されかつアーム(17)の密封面(21)を密封するための少なくとも1つの密封唇片(33,33’)からなる環状主密封体(32)を備え、そしてアーム(17)の座部分(22)に配置されかつ軸受ブツシユ(9)の開放端(27)に設けられた走行面(28)に対して密封して載置する密封唇片(47)からなる環状予備密封体(38)を備える十字軸部材(6)からなる、自在継ぎ手(1,1’)用十字軸部材ユニツト(5)において、前記アーム(17)の座部分(22)が筒状座部分(22’)およびそれから出発して、長手方向軸線(7)を含む断面において見られるとき、前記長手方向軸線(7)から離れて曲線状に延びる屈曲座部分(22”)からなり;前記予備密封体(38)が、予備金緊張された方法においてそれによつて前記座部分(22)に位置決めされるその孔(40)において、前記長手方向軸線(7)に向かって半径方向に内方に突出しかつ嵌合されない、すなわち緊張されない状態において、前記アーム(17)の筒状座部分(22’)の直径より小さい開口を開けさせる少なくとも1つの連続ビーズ(41)を備えた第1孔部分からなり;そしてさらに、前記予備密封体(38)が前記アーム(17)の屈曲座面(22”)が延在する方法に適合させられる第2孔部分からなることを特徴とする自在継ぎ手用十字軸部材ユニツト。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-026028
  • 特公平3-020612

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