特許
J-GLOBAL ID:200903087679413701

遅延ゆらぎ吸収装置、遅延ゆらぎ吸収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇高 克己
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-344434
公開番号(公開出願番号):特開2001-160826
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【解決すべき課題】 音声の明瞭性を損なうことなく、遅延付加量の増加、減少を行うことを可能にする遅延ゆらぎ吸収装置及び遅延ゆらぎ吸収方法を提供することにある。【課題を解決するための手段】 音声検出手段により、音声パケットに対して無音の音声パケットを検出し、検出された音声パケットに無音を示す無音情報を付加する。そして、遅延量制御手段は、遅延量算出段により測定された遅延ゆらぎ量と、設定されている遅延設定値とを比較し、測定された遅延ゆらぎ量が遅延設定値よりも予め設定された値以上大きい場合には遅延量を増加させる指示を出し、前記測定された遅延ゆらぎ量が前記遅延設定値よりも予め設定された値以上小さい場合には遅延量を減少させる指示を出し、この指示に基づいて、遅延量調整手段が、遅延量を増加させる場合には前記無音情報が付加された音声パケットを繰り返し送出し、遅延量を減少させる場合には前記無音情報が付加された音声パケットを破棄することにより遅延量を調整する。
請求項(抜粋):
パケット通信網から送られてくる音声データの遅延ゆらぎを吸収する遅延ゆらぎ吸収装置であって、パケット通信網から送られてきた音声パケットを一時的に蓄積するバッファと、到着した前記音声パケットの遅延ゆらぎ量を測定する遅延ゆらぎ算出手段と、前記バッファに蓄積されている音声パケットを取り出し、取り出した音声パケットに対して無音を検出し、無音の音声パケットに無音を示す無音情報を付加する無音検出手段と、前記遅延ゆらぎ算出手段で測定された遅延ゆらぎ量と、設定されている遅延設定値とを比較し、前記測定された遅延ゆらぎ量が前記遅延設定値よりも所定値以上大きい場合には遅延量を増加させる指示を出し、前記測定された遅延ゆらぎ量が前記遅延設定値よりも所定値以上小さい場合には遅延量を減少させる指示を出す遅延量制御手段と、前記遅延量制御手段からの指示を受け、遅延量を増加させる場合には前記無音情報が付加された音声パケットを繰り返し送出し、遅延量を減少させる場合には前記無音情報が付加された音声パケットを破棄することにより遅延量を調整する遅延量調整手段とを有することを特徴とする遅延ゆらぎ吸収装置。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04M 11/06 ,  H04Q 11/04
FI (3件):
H04M 11/06 ,  H04L 11/20 102 A ,  H04Q 11/04 R
Fターム (16件):
5K030HA08 ,  5K030HB01 ,  5K030HB15 ,  5K030KA03 ,  5K030LC18 ,  5K030MB06 ,  5K069AA01 ,  5K069CA02 ,  5K069EA05 ,  5K069FC13 ,  5K101KK02 ,  5K101LL02 ,  5K101SS08 ,  9A001CC02 ,  9A001JJ25 ,  9A001KK56
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平5-014456

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