特許
J-GLOBAL ID:200903087679987350

ページ端部のみにおけるマスクローテーションを用いたインクジェット印刷及びマルチパスモード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093609
公開番号(公開出願番号):特開平7-068750
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 吸収性の劣る透明媒体や光沢媒体に対しても、品質とスループットのバランスをとりながら好適な印刷を行う。【構成】 吸収性の劣る透明及び光沢媒体について、インク液滴の総数が多数のマスクに対応して割り当てられるマルチパス(好ましくは6パス)プリントモードにより乾燥が向上される。さらに印刷を速くするため、インク付着方向と反対側から加熱が行われるが、熱量は特に非透明の光沢媒体については厳格に穏やかにされ、これらの媒体の熱に起因するソリに対する過敏性が対処される。媒体のエッジから部分的に離れたペンを動作させることが望ましくなく、また印刷媒体がペンの下側に緊張状態に保持されておらず片側からだけ制約されている、印刷媒体の上下部分においては、印刷媒体が静止状態に保持される一方でプリントマスクがローテーションして用いられる。
請求項(抜粋):
所望のイメージを液体低吸収性印刷媒体上へと、印刷媒体送り機構と連携して動作する多重ノズル走査ペンによって行及び列のピクセルアレイに形成された個々のマークから構成することにより印刷する方法であって、印刷媒体を横切るペン走査軸に沿ってペンを繰り返し走査して、ノズルの各々が1ピクセル行に対応するペンの多重ノズルにさらされているピクセル行のスワス内においてマークを印刷媒体上に配置するステップと、ペン走査軸に実質的に直交する印刷媒体送り軸に沿って、印刷媒体をペンに対して周期的に送り、ペンにさらされているスワス内に印刷媒体の新たな部分を導くステップと、及び印刷媒体を横切るヘッドの各走査時に、各ピクセル位置列にあるノズルの多くとも3分の1を噴射させ、各ピクセル行における全走査数にわたって、インクが付着される各ピクセル位置に少なくともインク2液滴を付着させるステップとからなる方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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