特許
J-GLOBAL ID:200903087692103118

モノクローナル抗体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001831
公開番号(公開出願番号):特開平6-205691
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 任意の抗体物質に対して特異性を有するモノクローナル抗体のインビトロ製造方法の提供。【構成】 モノクローナル抗体を構成する重鎖および軽鎖の可変領域をコードする遺伝子ライブラリーで、遺伝子が、a)所定のモノクローナル抗体の8個のフレームワーク領域と実質的に同じアミノ酸配列をコードする8個のフレームワーク遺伝子配列と、b)無作為のランダムな塩基配列または全てがイノシンからなり、フレームワーク遺伝子配列の間に挿入された6個の超可変領域遺伝子配列とを具備した遺伝子ライブラリーを合成し、上記遺伝子ライブラリーの遺伝子を発現させ、発現されたタンパクをスクリーニングして、該抗原物質に対して特異的な親和性をもったタンパクをコードしている遺伝子を選択しクローニングし、さらに、遺伝子を発現させ、生成されたモノクローナル抗体を精製する。
請求項(抜粋):
特定の抗原物質に対して特異的な親和性を有するモノクローナル抗体の製造方法であって、1) モノクローナル抗体を構成する重鎖および軽鎖の可変領域をコードする遺伝子ライブラリーであって、夫々の遺伝子が、a)所定のモノクローナル抗体の8個のフレームワーク領域と実質的に同じアミノ酸配列をコードする8個のフレームワーク遺伝子配列と、b)無作為のランダムな塩基配列または全てがイノシンからなり、夫々が前記フレームワーク遺伝子配列の間に挿入された6個の超可変領域遺伝子配列とを具備した遺伝子ライブラリーを合成する工程と、2) 上記で得られた遺伝子ライブラリーの夫々の遺伝子を発現させ、発現されたタンパクを特定の抗原物質との親和性に基づいてスクリーニングすることにより、該特定の抗原物質に対して特異的な親和性をもったタンパクをコードしている特定の遺伝子を選択し、クローニングする工程と、3) 上記でクローニングされた遺伝子を適切なベクターに組み込み、これを適切な宿主細胞にトランスフェクトして培養することにより、前記特定の遺伝子を発現させる工程と、4) 前記特定の遺伝子の発現により生成されたモノクローナル抗体を精製する工程とを具備した方法。
IPC (4件):
C12P 21/08 ,  C12N 15/62 ZNA ,  C12N 15/13 ,  C12R 1:19

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