特許
J-GLOBAL ID:200903087698243230

制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233064
公開番号(公開出願番号):特開平11-071934
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 建物内部に生じる変形差が小さくても良好なエネルギー吸収効果を得ることができるとともに、強大な地震が発生した際においても、建物本体に悪影響を与えることのないような制振構造を提供する。【解決手段】 建物の架構3を構成する柱5と梁4によって囲まれた構面6内に第一および第二のブレース構成材8,9を配置した。第一および第二のブレース構成材8,9は、その一端8a,9aを架構3の異なる位置にそれぞれ固定するとともに、他端8b,9bを構面6内に延在するように配置された貫梁10に対して接合し、その軸線8c,9cを異ならせて配置するようにした。さらに、貫梁10の内、貫梁10と第一および第二のブレース構成材8,9とが形成する第一および第二の接合部12,13の間に位置する部分を極軟鋼パネル16により形成し、貫梁10の端部10aと梁4との間に粘性ダンパー11を介装した。
請求項(抜粋):
建物の架構を構成する柱と梁によって囲まれた構面内に配置された第一および第二のブレース構成材を備えてなり、これら第一および第二のブレース構成材は、その一端が前記架構の異なる位置にそれぞれ固定されるとともに、他端が前記構面内に延在するように配置された長尺部材に対してともに接合され、なおかつ、これら第一および第二のブレース構成材は、その軸線を異ならせて配置され、前記長尺部材と前記第一および第二のブレース構成材とが接合されることにより第一および第二の接合部が形成され、前記長尺部材は、その一部がダンパーを介して前記柱または梁と結合されるとともに、前記第一および第二の接合部の間に位置する部分の少なくとも一部が、他の部分に比較して降伏応力が小さい鋼材によって形成されていることを特徴とする制振構造。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-176572
  • 耐震壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-188296   出願人:株式会社間組
  • 既存建築物の制震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-275543   出願人:鹿島建設株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平3-176572
  • 耐震壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-188296   出願人:株式会社間組
  • 既存建築物の制震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-275543   出願人:鹿島建設株式会社
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