特許
J-GLOBAL ID:200903087700178424

起動制限プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安藤 淳二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-240787
公開番号(公開出願番号):特開2000-066890
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 不正インストールされたアプリケーションソフトウェアの起動を防止し、正当なインストール先であるコンピュータ装置への再度のインストールにも対応可能な起動制限プログラムを記録した記録媒体を提供する。【解決手段】 起動制限プログラムSW3は、コンピュータ装置20に、ユーザーコードUCとインストール時刻とからインストールIDを生成させ、さらにインストールIDとボリュームシリアル番号BSとからプロテクトIDを生成させ、インストールIDとプロテクトIDとを基にして不正インストールを判別させるように構成し、1つのユーザーコードUCに対して1つのコンピュータ装置20にしかも基本的に1回限りのインストールのみを行えるようにし、さらに、既にインストールした実績があるアプリケーションソフトウェアSW1ならば、復旧必要時には、回数上限付きで再インストールに対処できるようにした。
請求項(抜粋):
ボリュームシリアル番号と計時機能とを有するコンピュータ装置にインストールされるアプリケーションソフトウェアの起動制限プログラムを記録した記録媒体であって、前記記録媒体の起動制限プログラムは、前記記録媒体のコンピュータ装置へのインストールの回数をあらわすインストール回数を記憶しており、アプリケーションソフトウェアの使用者に予め割り当てられるユーザーコードと第1のコンピュータ装置にアプリケーションソフトウェアをインストールするインストール時刻とを基にして算出される第1種の識別番号であるインストールIDと、ボリュームシリアル番号とインストールIDとを基にして算出される第2種の識別番号であるプロテクトIDとを、コンピュータ装置へのインストール回数が初回目である場合に算出して前記記録媒体に記録保持するものであり、コンピュータ装置にアプリケーションソフトウェアをインストールする際に、インストールIDを算出し、前記インストール回数を読み出し、インストール回数が初回目ならば、第1のコンピュータ装置のボリュームシリアル番号を読み取り、プロテクトIDを算出し、インストールIDとプロテクトIDとをアプリケーションソフトウェアの記録媒体と第1のコンピュータ装置とに記録し、インストール回数が2回目以上ならば、コンピュータ装置が第1のコンピュータ装置と第1のコンピュータ装置以外の第2のコンピュータ装置とのどちらであっても、インストールIDを更新して新たなインストールIDとしてコンピュータ装置に記録し、コンピュータ装置のプロテクトIDを、記録媒体に記録済みのプロテクトIDの値に更新し、インストールを終了し、インストール後にアプリケーションソフトウェアの起動命令が与えられると、ボリュームシリアル番号とインストールIDとを基にして新たなプロテクトIDを算出し、コンピュータ装置に既に記録済みのプロテクトIDと新たなプロテクトIDとが一致すればアプリケーションソフトウェアを起動し、コンピュータ装置に既に記録済みのプロテクトIDと新たなプロテクトIDとが一致しない場合には、新たなプロテクトIDの構成要素であるボリュームシリアル番号と、コンピュータ装置に記録済みのプロテクトIDの構成要素であるボリュームシリアル番号とが一致するか否かの比較を行って、両者が一致すれば、同一のコンピュータ装置にアプリケーションソフトウェアを再度インストールしているものと判断してアプリケーションソフトウェアを起動し、前記両者が一致しなければ、アプリケーションソフトウェアを所定外のコンピュータ装置にインストールしているものと判断し、アプリケーションソフトウェアを起動しないことを特徴とする起動制限プログラムを記録した記録媒体。
IPC (2件):
G06F 9/06 550 ,  G06F 12/14 320
FI (2件):
G06F 9/06 550 H ,  G06F 12/14 320 F
Fターム (4件):
5B017AA07 ,  5B017BA09 ,  5B017CA15 ,  5B076FB16
引用特許:
出願人引用 (3件)

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