特許
J-GLOBAL ID:200903087705677569

色相の良好なビスフエノールA・フエノール結晶アダクトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-311989
公開番号(公開出願番号):特開平5-125007
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 結晶アダクトを得るための晶析装置系を小型化するとともに、高純度でかつ色相の良好な結晶アダクトを効率よく製造する。【構成】 第1段の晶析工程を行うための第1の晶析塔(A)にビスフェノールAが溶解したフェノール溶液を供給し、この晶析工程で得られた種晶を含む晶析生成物を第2晶析塔(B)に導入し、第1晶析塔(A)より低い温度でその種晶の結晶成長を行った後、晶析生成物を固液分離工程に導入して結晶アダクトを母液から分離し、この結晶アダクトを該母液よりも純度の高いフェノールで再溶解した後、第2段の晶析工程を行うための第1の晶析塔(C)に供給し、この晶析工程で得られた結晶アダクトを含む晶析生成物を第2晶析塔(D)に導入し、第1晶析塔(C)より低い温度でその種晶の結晶成長を行うことを特徴とする製造方法。
請求項(抜粋):
第1段の晶析工程を行うための直列に連結された2つの晶析塔の第1の晶析塔(A)にビスフェノールAが溶解したフェノール溶液を供給し、ビスフェノールA・フェノールの結晶アダクトからなる種晶を析出させるとともに、この晶析工程で得られた種晶を含む晶析生成物を第2晶析塔(B)に導入し、前記第1晶析塔(A)より低い温度でその種晶の結晶成長を行った後、この第1段の晶析工程で得られた晶析生成物を固液分離工程に導入して結晶アダクトを母液から分離し、次いでこの結晶アダクトを該母液よりも純度の高いフェノールで再溶解した後、第2段の晶析工程を行うための直列に連結された2つの晶析塔の第1の晶析塔(C)に供給し、ビスフェノールA・フェノールの結晶アダクトからなる種晶を析出させるとともに、この晶析工程で得られた結晶アダクトを含む晶析生成物を第2晶析塔(D)に導入し、前記第1晶析塔(C)より低い温度でその種晶の結晶成長を行うことを特徴とする色相の良好なビスフェノールA・フェノール結晶アダクトの製造方法。
IPC (3件):
C07C 39/16 ,  C07C 37/84 ,  C07C 39/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-213246
  • 特開平1-213246
  • 特開昭60-038335
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