特許
J-GLOBAL ID:200903087713418106

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301801
公開番号(公開出願番号):特開平10-142019
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 流体の圧力変化による誤差をなくす。流体の圧力変化があっても自動的に最適な動作を行う。小口径の流量計のノイズの影響をなくす。信頼性を上げる。コストを下げる。低消費電流にする。【解決手段】 上流と下流に離して送受波器を設ける。順方向でn回、逆方向でn回の超音波の送受による到達時間に基づいて流速・流量を求める。1階の送受毎に受信波を検知する基準電圧レベルVTHを順次変化させる。到達時間の変化が大きいときの基準電圧レベルVTHを最適値として用いる。
請求項(抜粋):
送信側にも受信側にもはたらく少なくとも1対の超音波送受波器を設け、流体の流れの中を上流から下流及び下流から上流に超音波の送受を行い、その各向きの到達時間より流速さらに流量を求める超音波流量計であって、まず送信側の送受波器を発信させ、受信側送受波器の信号を入力する受信波検知部が受信波を検知すると、それと同時に再び送信側の送受波器を発信させるようにし、これを一定回数(n回)繰り返すよう構成し、最初の送信から一定回数目(n回目)の受信までの時間つまり到達時間のn倍をまとめて測定し、その結果から流速さらに流量を求めるようにしたもので、前記受信波検知部は、増幅部と比較部より構成され、送信側送受波器からの信号は、まず増幅されその後、基準電圧レベルと比較されるようになっていて、最初に基準電圧レベルを越えた波が次にゼロレベルを通る点を受信波を検知した点とするようになっていて、前記基準電圧レベルは何段かに変化させることができるようになっていて、流速を求めるための通常の測定とは別に、定期的にあるいは非定期に順方向、逆方向それぞれの方向で、前記基準電圧レベルを段階的に、1回の送受毎にあるいは、数回の送受毎に変化させながら、通常の測定と同様に複数回連続して繰り返す超音波の送受を行うようにし、各送受の到達時間の変化を監視できるようにし、あるいくつかの基準電圧レベルについて、その1段の変化に対し、前記到達時間の変化が大きいと判断できる時、それらの基準電圧レベルより、最適な基準電圧レベルを順方向用、逆方向用それぞれに決め、通常の測定でそのレベルを使うようにしたことを特徴とする超音波流量計。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-020821
  • 流量計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-269528   出願人:松下電器産業株式会社

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