特許
J-GLOBAL ID:200903087718480772

動圧軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167744
公開番号(公開出願番号):特開平8-028552
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】回転軸に作用するラジアル荷重及びスラスト荷重を回転軸の正逆両方向の回転について負荷することができ、また、使用環境に対する軸受内部の密閉性が高く、回転軸の停止時においても作動流体を軸受内に保持することが可能な動圧軸受ユニットを提供する。【構成】ハウジング2に対して回転軸1を支承するラジアル動圧軸受3及び一対のスラスト動圧軸受4,4を備え、正逆両方向へ回転可能なスラスト動圧軸受4,4でラジアル動圧軸受3を挟み込むと共に、ラジアル動圧軸受3の軸受隙間には作動流体を供給する流入路21を連通させ、回転軸1の回転方向に応じて上記流入路21を切換弁22で開閉したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ハウジングと、このハウジングを貫通する回転軸を当該ハウジングに対して回転自在に支承するラジアル動圧軸受及び一対のスラスト動圧軸受とから構成され、上記ラジアル動圧軸受は所定の軸受隙間を介して対向する内輪及び外輪を有し、これら内輪あるいは外輪にはヘリングボーン状溝が形成される一方、上記スラスト動圧軸受は固定受板、回転受板及びこれら受板と所定の軸受隙間を介して対向するスラスト板を有し、このスラスト板の表裏両面には夫々の面側から見て互いに逆方向のスパイラル溝が形成され、上記ラジアル動圧軸受の両端で一対のスラスト板を回転軸に遊嵌させて、各スラスト動圧軸受の軸受隙間をラジアル動圧軸受の軸受隙間と連通連結させ、また上記ハウジングには上記ラジアル動圧軸受の軸受隙間に作動流体を供給する流入路を形成すると共に、上記回転軸の回転方向に応じてこの流入路を開閉する切換弁を設けたことを特徴とする動圧軸受ユニット。

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