特許
J-GLOBAL ID:200903087721189485

屈折率分布型プラスチック光ファイバの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052979
公開番号(公開出願番号):特開平10-253840
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 操業性に優れ、生産量の増大に伴う設備の大型化を抑制でき、プラスチック光ファイバに所定の屈折率分布を容易に付与でき、任意の長さを有する安定した品質の屈折率分布型プラスチック光ファイバを安定して連続的に製造することができる屈折率分布型プラスチック光ファイバの製造方法および製造装置を提供する。【解決手段】 ベースとなる重合体に、この重合体よりも高屈折率の非重合性化合物を配合してなるファイバ材料をファイバ作製装置1で紡糸し、ファイバ5を連続的に作製し、ファイバ5を拡散槽T1ないしTn内のモノマー9に浸漬させる浸漬工程と、ファイバ5内に拡散したモノマー9を加熱装置15で重合固化させる重合固化工程とを交互に繰り返すことで、ファイバ5内でモノマー9および非重合性化合物の拡散を生じさせ、屈折率分布を形成する。その後、ファイバ5は、伸装置19、クラッド形成装置21を経て巻取機23に巻き取られる。
請求項(抜粋):
ベースとなる重合体と、この重合体に配合され、この重合体よりも高屈折率の非重合性化合物とを含むファイバ材料を加熱溶融させて紡糸し、ファイバを連続的に形成し、前記ファイバを、モノマーを含む溶液で満たされた拡散槽に浸漬させて前記溶液で膨潤させることにより、前記ファイバ内で前記モノマーと前記非重合性化合物とを相互に拡散させる浸漬工程と、その浸漬工程によりファイバ内に拡散した前記モノマーを重合固化させる重合固化工程とを交互に繰り返すことを特徴とする屈折率分布型プラスチック光ファイバの製造方法。
IPC (2件):
G02B 6/00 366 ,  G02B 6/18
FI (2件):
G02B 6/00 366 ,  G02B 6/18

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