特許
J-GLOBAL ID:200903087725617929

循環流動層炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 重光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277285
公開番号(公開出願番号):特開平8-135917
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 サイクロン1で回収される粒子の回収量が変化した場合や,粒子内の異物の混入量が多い場合でも,循環経路内で閉塞等のトラブルを起こさずに安定した循環流動層炉の運転ができるようにする。【構成】 混合室3の内部に配設した多孔板4を漏斗形にし,多孔板上に投入された粒子(主に異物)が中央の窪みに集積する構造とする。異物抜出管20の一端は上記多孔板4の窪み部分に,もう一端はダブルフラップ弁を介して循環流動層炉本体12内に連通されており,異物抜出管20の内部にはスクリュー21が配設されている。多孔板4の窪みに集積した粒子がスクリュー21の駆動により,異物抜出管20を通って循環流動層炉本体12へ送られる。混合室3内では固定層13と流動層9は常にバランス良く形成され,一定量の粒子の安定した循環搬送が可能となり,安定した循環流動層燃焼が可能となる。
請求項(抜粋):
燃料及び流動粒子を燃焼させる循環流動層炉本体と,同循環流動層炉本体から排ガスと共に飛散した流動粒子を排ガスと分離するサイクロンと,内部に前記サイクロンで分離した粒子を受ける多孔板を有し前記分離した粒子を多孔板下方から流入させた搬送用空気と混合させて流動層を形成し流動粒子を再び前記循環流動層炉本体へ送る混合室と,上記各装置間を繋いだ流動粒子の循環流路とから構成される循環流動層炉において,前記混合室に前記多孔板を傾斜させて設け,一端が同混合室内の多孔板の下端部に開口し他端が前記循環流動層炉本体の内部に連通した異物抜出管と,同異物抜出管の内部に配設された異物抜出用スクリューとを具備したことを特徴とする循環流動層炉。
IPC (2件):
F23C 11/02 311 ,  F23C 11/02 305

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