特許

J-GLOBAL ID：200903087738999588

鉛蓄電池の充電方法およびその装置

発明者： 仲島 幹雄
出願人/特許権者： 株式会社ニックー ,  昭和コーポレーション株式会社
代理人 (1件)： 川島 順 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-132629
公開番号（公開出願番号）：特開平11-313445
出願日： 1998年04月28日
公開日（公表日）： 1999年11月09日
要約：

【要約】【課題】 複数の鉛蓄電池を充電装置に並列に接続して充電することにより、充電時間を短縮する。また、その際、満充電判定回路によって、各蓄電池毎の充電終期を的確に判断して、過充電や充電不足を回避する。【解決手段】 定電流・定電圧充電装置2に対して複数の蓄電池B1,B2,B3を並列に接続し、定電流充電方式による充電期間は、切替えスイッチS1〜S3を適宜開閉して、個々の蓄電池毎に、または、並列に接続された蓄電池のグループ毎に充電する。全ての蓄電池が一定の充電電圧に達すると定電圧充電方式に切り換えて、並列接続された各蓄電池に対して定電圧充電を行なう。この期間は各蓄電池の端子電圧を継続的にサンプリングして、計測された端子電圧値の変動に基づいて、コントローラ4内に設けられた満充電判定回路によって、各蓄電池の満充電の状態を個々に判定し、満充電になった蓄電池に対して一定時間追い充電を行なった後、充電を終了させる。

請求項（抜粋）：

充電用電源に対して複数の蓄電池を並列に接続して充電する方法において、充電電圧が予め設定された電圧設定値に達するまでは定電流充電方式で充電し、該電圧設定値に達してからは、各蓄電池の端子電圧をそれぞれサンプリング計測しながら定電圧充電方式で充電し、その計測されたサンプリング値が一定期間に亘り実質的に変動しなくなった蓄電池から、満充電したものと判断して所定の追い充電を行なった後、順次充電を終了させることを特徴とする鉛蓄電池の充電方法。

IPC (3件)：

H02J 7/02 ,  H01M 10/44 ,  H02J 7/10

FI (3件)：

H02J 7/02 J ,  H01M 10/44 Q ,  H02J 7/10 B