特許
J-GLOBAL ID:200903087739469396

ディスク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318288
公開番号(公開出願番号):特開平6-161934
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】マルチリクエスト実行時の入出力要求応答時間を均一化する。【構成】磁気ディスク制御装置3内のマイクロプロセッサ31は、ホスト装置1からの入出力要求を要求対象磁気ディスク装置4に対応したコマンド受付キュー331に登録する際、タイマ32の示す現在時刻を受付時刻として対応する要求受付時刻テーブル332に書込む。マイクロプロセッサ31は、入出力処理の節目毎に、データ転送可能な磁気ディスク装置以外でシーク完了状態にある各磁気ディスク装置4にて次に処理すべき入出力要求の受付時刻を対応テーブル332から入手して、その要求の受付時からの経過時間を算出し、最大許容処理時間設定部333の示す時間を超える入出力要求を探す。目的入出力要求が見付かった場合、マイクロプロセッサ31は、その要求の対象磁気ディスク装置4以外でのデータ転送は待たせ、そのディスク装置4でのデータ転送を強制実行させる。
請求項(抜粋):
複数のディスク装置と接続され、ホスト装置からの入出力要求を同時に複数個受付けるマルチリクエスト機能および複数の前記ディスク装置のシーク処理を同時に実行するマルチシーク機能を有するディスク制御装置において、前記ホスト装置からの各入出力要求毎にその要求受付時刻を記憶するための要求受付時刻記憶手段と、入出力処理の節目毎に、前記要求受付時刻記憶手段に記憶されている各入出力要求毎の要求受付時刻のうちシーク完了状態まで進んでいる入出力要求の要求受付時刻を少なくとも参照し、その参照した各要求受付時刻とその時点の時刻とから、予め定められた最大許容処理時間を経過しても入出力処理が開始されていない入出力要求を検索する検索手段と、この検索手段により、前記最大許容処理時間を経過しても入出力処理が開始されていない入出力要求が検索できた場合に、他の入出力要求の指定する前記ディスク装置との間の入出力処理を待たせて、その検索された入出力要求の示す入出力処理を強制的に実行させる制御手段と、を具備することを特徴とするディスク制御装置。
IPC (3件):
G06F 13/12 340 ,  G06F 3/06 301 ,  G06F 13/10 340

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