特許
J-GLOBAL ID:200903087739942261

接着性エチレン系共重合体樹脂組成物およびその組成物を用いた積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-234345
公開番号(公開出願番号):特開平9-077923
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の接着性エチレン系共重合体樹脂組成物は、[I]特定の長鎖分岐型エチレン・α- オレフィン共重合体、またはこの共重合体およびその不飽和カルボン酸またはその誘導体によるグラフト変性物と、[II]粘着付与剤とを特定割合で含有してなり、特定の密度、MFRおよび結晶化度を有する。本発明の積層体は、ポリスチレン系樹脂、ABS樹脂およびポリアクリロニトリル樹脂から選ばれた樹脂と、上記組成物と、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂とをこの順序で積層した3層構造、またはこの層構造を含む4層以上の構造を有する。【効果】上記組成物は、ポリスチレン系樹脂、ABS樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂およびエチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂に対して、高温雰囲気下でも良好な接着力を保持する積層体を提供することができる。
請求項(抜粋):
[I]シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物(a)と有機アルミニウムオキシ化合物(b)とを含むオレフィン重合用触媒を用いて調製された、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなる長鎖分岐型のエチレン・α- オレフィン共重合体[A1]に、不飽和カルボン酸またはその誘導体がグラフトされた変性エチレン・α- オレフィン共重合体[A2]50〜99重量%、または未変性のエチレン・α- オレフィン共重合体[A1]および変性エチレン・α- オレフィン共重合体[A2]50〜99重量%と、[II]粘着付与剤[B]1〜50重量%とからなる組成物であり、エチレン・α- オレフィン共重合体[A1]は、(i)密度(d)が0.850〜0.895g/cm3 の範囲にあり、(ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が、0.01〜200g/10分の範囲にあり、かつ、この組成物は、(i)密度(d)が0.870〜0.900g/cm3 の範囲にあり、(ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が、0.1〜100g/10分の範囲にあり、(iii) X線回折法により測定した結晶化度が40%未満であり、(iv)組成物全体に対するグラフト量が0.0001〜5重量%であることを特徴とする接着性エチレン系共重合体樹脂組成物。
IPC (7件):
C08L 23/08 LCM ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/28 102 ,  B32B 27/30 ,  B32B 27/32 103 ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L101/00 LSZ
FI (8件):
C08L 23/08 LCM ,  B32B 27/00 D ,  B32B 27/28 102 ,  B32B 27/30 A ,  B32B 27/30 B ,  B32B 27/32 103 ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L101/00 LSZ
引用特許:
審査官引用 (10件)
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