特許
J-GLOBAL ID:200903087749371394

軽量塗被紙の製造方法及び軽量塗被紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086685
公開番号(公開出願番号):特開平11-286896
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 フィルムトランスファー方式を用いて顔料と接着剤を有する塗被液を塗被する軽量塗被紙の製造において良好な高速操業性を有し、低コストで、白紙光沢度、平滑度、不透明度、光沢ムラ、モットリング、印刷表面強度、インキ乾燥性、耐ブリスター性に優れた軽量塗被紙を提供することにある。【解決手段】 原紙に塗被液を塗被する軽量塗被紙の製造方法において、顔料成分として硫酸塩法またはソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程において生石灰を水または弱液で消和した後、緑液で苛性化反応することによって製造された針状または柱状の軽質炭酸カルシウムを、顔料中に10〜85重量%含む顔料100重量部及び接着剤としてデンプン誘導体5〜15重量部および高分子共重合体ラテックスを8〜20重量部含み、その全ラテックス中に平均粒子径が40〜80nmで、ゲル含量が60〜90重量%であるラテックスを30重量%以上配合することを特徴とする軽量塗被紙の製造方法。
請求項(抜粋):
原紙に顔料と接着剤を有する塗被液をフィルムトランスファー方式の塗被装置で塗被する軽量塗被紙の製造方法において、下記(a) 〜(c) を含有する塗被液を塗被することを特徴とする軽量塗被紙の製造方法。(a) 顔料成分として硫酸塩法またはソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程において生石灰を水または弱液で消和した後、緑液で苛性化反応することによって製造された針状または柱状の軽質炭酸カルシウムを、顔料中に10〜85重量%含む顔料100重量部。(b) 接着剤としてデンプン誘導体5〜15重量部および高分子共重合体ラテックスを8〜20重量部。(c) 平均粒子径が40〜80nmで、ゲル含量が60〜90重量%である高分子共重合体ラテックスを 前記(b) で規定する全ラテックス量に対し30重量%以上配合。
IPC (3件):
D21H 19/54 ,  D21H 19/38 ,  D21H 19/44
FI (3件):
D21H 1/24 ,  D21H 1/22 B ,  D21H 1/28 Z

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