特許
J-GLOBAL ID:200903087758716248

バルブタイミング制御装置付エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004056
公開番号(公開出願番号):特開平10-169477
出願日: 1984年09月10日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 バルブタイミング制御が他の燃焼性影響因子に対する制御に比べて応答性が低いことに基づく、燃焼性が悪化等の不都合を防止して、バルブタイミング変更動作の過渡状態におけるエンジン運転の最適化制御を達成する。【解決手段】 バルブタイミング制御における変更操作が完了していない場合には混合気が徐々に希薄になるように、燃料噴射量Fの補正係数βを定め、時間T3 で所望の濃度になるように制御する。従って、バルブタイミングの制御遅れを考慮しない場合と、考慮する場合とは、混合気濃度の制御において斜線部Bのような差異が生じる。
請求項(抜粋):
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段により検出されたエンジンの運転状態に基づいて目標とするバルブタイミングを決定する目標バルブタイミング決定手段と、吸気弁のバルブタイミングを前記目標バルブタイミング決定手段により決定された目標バルブタイミングに変更するバルブタイミング変更手段と、該バルブタイミング変更手段に対して制御応答性が速い他の燃焼性影響因子を変更する制御手段とを備え、前記各手段によりエンジンの運転状態に応じて吸気弁のバルブタイミングが変更制御され、併せて前記他の燃焼性影響因子が変更制御されるバルブタイミング制御装置付エンジンにおいて、現在のバルブタイミングと目標バルブタイミングとの偏差を算出する偏差算出手段と、前記運転状態検出手段の出力を受け、バルブタイミングが、現在のバルブタイミングから目標バルブタイミング決定手段により決定された目標バルブタイミングに変更制御される運転状態の時、前記他の燃焼性影響因子の変化が現在のバルブタイミングから目標バルブタイミングになるまでの過渡状態におけるバルブタイミングの変化に対応して漸次変化するように前記偏差検出手段により算出した偏差に基づいて前記他の燃焼性影響因子に対し補正を加える補正手段とを設けたことを特徴とするバルブタイミング制御装置付エンジン。
IPC (7件):
F02D 13/02 ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 41/12 330 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15
FI (8件):
F02D 13/02 J ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 41/10 330 Z ,  F02D 41/12 330 Z ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02P 5/15 B

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