特許
J-GLOBAL ID:200903087764626277

スラリー用調節弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308929
公開番号(公開出願番号):特開平6-159528
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】本発明は、保護被膜の被着端部をスラリーの流れから保護することができ、保護被膜の剥離を防止できるスラリー用調節弁の提供を目的とする。【構成】弁体27を、弁座13に接離する球面状のシール部28を含む頭部29と、この頭部と回動軸22とを連結する連結部30とに分割し、これら頭部と連結部との間に、周方向に連続する隙間38を形成するとともに、シール部を含む頭部の周面に、セラミックスを溶射してなる保護被膜40を被着し、この保護被膜の被着端部40aを、隙間内に位置させたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
スラリーの流通路を有する弁箱と、この弁箱の流通路に支持されたセラミックス製の弁座と、上記弁箱内に上記弁座の中心軸線から偏心した位置に挿通され、軸回り方向に回動される回動軸と、この回動軸に取り付けられ、上記弁座に当接して流通路を閉じる第1の位置と、上記弁座から離脱して流通路を開く第2の位置とに亘って回動可能な弁体と、を備えており、上記弁体は、上記弁座に接離する球面状のシール部を含む頭部と、この頭部と回動軸とを連結する連結部とに分割され、これら頭部と連結部との間に、周方向に連続する隙間を形成するとともに、上記シール部を含む頭部の周面に、セラミックスを溶射してなる保護被膜を被着し、この保護被膜の被着端部を、上記隙間内に位置させたことを特徴とするスラリー用調節弁。

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