特許
J-GLOBAL ID:200903087769564890
容量可変型圧縮機
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-234022
公開番号(公開出願番号):特開2003-254231
出願日: 2002年08月09日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 吐出容量の変更によってもトップクリアランスの変動を抑制することが可能なヒンジ機構を備えた容量可変型圧縮機を提供すること。【解決手段】 斜板18の傾動を案内するヒンジ機構19は、ロータ17に設けられたカム部42と、斜板18に設けられカム部42のカム面42aに対して摺動可能に当接係合されたガイド部43aとからなっている。ガイド部43aは、斜板18の傾動に応じてカム面42aのプロファイルに従う移動軌跡をカム部42と相対的に描く。カム面42aは、圧縮機の小吐出容量域では、ガイド部43aの移動軌跡がトップクリアランスの増大側に凸状となるように、大吐出容量域ではガイド部43aの移動軌跡がトップクリアランスの減少側に凸状となるように、プロファイルが設定されている。
請求項(抜粋):
ハウジング内のシリンダボアには片頭型のピストンが収容され、ハウジングに回転可能に支持された駆動軸にはロータが一体回転可能に設けられ、駆動軸にはカムプレートがスライド移動可能でかつ傾動可能に支持され、ロータとカムプレートとの間にはヒンジ機構が介在され、駆動軸の回転運動がロータ、ヒンジ機構及びカムプレートを介してピストンの往復運動に変換されるとともに、カムプレートがヒンジ機構の案内によって駆動軸上を傾動しつつスライド移動されることで吐出容量を変更可能な容量可変型圧縮機において、前記ヒンジ機構は、ロータ及びカムプレートの一方に設けられたカム部と、ロータ及びカムプレートの他方に設けられカム部のカム面に対して摺動可能に当接係合されたガイド部とからなり、前記ガイド部はカムプレートの傾動に応じてカム面のプロファイルに従う移動軌跡をカム部と相対的に描き、前記カム面は、小吐出容量域ではガイド部の移動軌跡がシリンダボア内のトップクリアランスを増大する側に凸状となるように、大吐出容量域ではガイド部の移動軌跡がトップクリアランスの減少側に凸状となるように、プロファイルが設定されていることを特徴とする容量可変型圧縮機。
Fターム (8件):
3H076AA06
, 3H076BB01
, 3H076BB38
, 3H076CC12
, 3H076CC16
, 3H076CC20
, 3H076CC39
, 3H076CC83
前のページに戻る