特許
J-GLOBAL ID:200903087785536790

ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222816
公開番号(公開出願番号):特開平11-060722
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 過酸化物濃度及びアルデヒド含有量が低い高品質のポリオキシアルキレンポリオールの製造方法を提供する。【解決手段】 ホスファゼン化合物を触媒として合成した粗製ポリオキシアルキレンポリオールの精製操作を行う際に、中和反応を行った後、粗製ポリオキシアルキレンポリオールに対して酸化防止剤100〜4000ppmを添加し、更に、粗製ポリオキシアルキレンポリオールに不活性ガスを導入しながら、70〜160°C、300mmHgabs.(39.9kPa)以下の条件下で減圧処理を行い、且つ、中和反応から減圧処理に至る工程の気相部の酸素濃度を5000ppm以下に維持し、ポリオキシアルキレンポリオール中の過酸化物濃度を0.28mmol/kg以下、アセトアルデヒド含有量を2ppm以下、プロピオンアルデヒド含有量を6ppm以下に制御する。
請求項(抜粋):
部分構造式(1)〔化1〕【化1】(式中、Qは、炭素原子数1〜20の炭化水素基を表す。)で表されるホスファゼン化合物を触媒として、活性水素化合物にアルキレンオキサイドを付加重合した粗製ポリオキシアルキレンポリオールの精製操作を行うに際し、粗製ポリオキシアルキレンポリオールに無機酸、無機酸酸性塩及び有機酸から選ばれた少なくとも1種の中和剤を添加して中和反応を行った後、粗製ポリオキシアルキレンポリオールに対して酸化防止剤100〜4000ppmを添加し、更に、粗製ポリオキシアルキレンポリオールに不活性ガスを導入しながら、70〜160°C、300mmHgabs.(39.9kPa)以下の条件下で減圧処理を行い、且つ、中和反応から減圧処理に至る工程の気相部の酸素濃度を5000ppm以下に維持し、ポリオキシアルキレンポリオール中の過酸化物濃度を0.28mmol/kg以下、アセトアルデヒド含有量を2ppm以下、プロピオンアルデヒド含有量を6ppm以下に制御することを特徴とするポリオキシアルキレンポリオールの製造方法。
IPC (4件):
C08G 65/30 ,  C07F 9/24 ,  C08G 65/10 ,  C08G 18/48
FI (4件):
C08G 65/30 ,  C07F 9/24 J ,  C08G 65/10 ,  C08G 18/48
引用特許:
出願人引用 (1件)

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