特許
J-GLOBAL ID:200903087787559348

内燃機関の潤滑油調圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317479
公開番号(公開出願番号):特開平6-159028
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】装置のコンパクト化を図るとともに、調圧のための制御圧を新たに作り出すことなく、高精度で安定した調圧を行う。【構成】潤滑油調圧装置は、潤滑油供給通路2とリリーフ通路8と調圧バルブ18とスプリング27とスロットル油圧調圧機構と伝達機構74とを備えている。リリーフ通路8は潤滑油供給通路2の途中から分岐している。調圧バルブ18は機関内オイルポンプからの潤滑油の圧力を受けるとリリーフ通路8を開放する方向へ移動する。スプリング27はリリーフ通路8を閉塞する方向へ調圧バルブ18を弾性的に付勢する。スロットル油圧調圧機構は自動変速機内の作動油の圧力を内燃機関の負荷に応じたスロットル油圧に調圧する。伝達機構74は調圧後の潤滑油の圧力を、そのときの内燃機関の回転数及び負荷に応じた圧力にするべく、スロットル油圧を制御圧としてスプリング27に伝達する。
請求項(抜粋):
自動変速機を備えた車両に用いられる内燃機関の潤滑油調圧装置であって、前記内燃機関の回転数に応じた圧力の潤滑油を吐出するオイルポンプと同内燃機関の被潤滑箇所とを連通し、前記オイルポンプからの潤滑油を被潤滑箇所へ導く潤滑油供給通路と、前記潤滑油供給通路の途中から分岐し、前記オイルポンプからの潤滑油の一部を排出して同潤滑油の圧力を減圧調整可能なリリーフ通路と、前記潤滑油供給通路及びリリーフ通路の分岐部分に配設され、前記オイルポンプからの潤滑油の圧力を受けると前記リリーフ通路を開放する方向へ移動可能な調圧バルブと、前記リリーフ通路を閉塞する方向へ調圧バルブを弾性的に付勢し、かつ、外部から制御圧が加えられると伸縮して、調圧バルブへの付勢力を調整可能な弾性部材と、前記自動変速機の変速操作のための油圧制御を行うべく、同自動変速機内の作動油の圧力を内燃機関の負荷に応じた負荷対応油圧に調圧するための既設の負荷対応油圧調圧機構と、前記負荷対応油圧調圧機構による負荷対応油圧の可動範囲が内燃機関の吸気管負圧の可動範囲よりも広く、かつ、所定負荷での負荷対応油圧の変動が前記吸気管負圧の変動よりも小さい特性を利用し、前記調圧バルブを経て被潤滑箇所へ供給される調圧後の潤滑油の圧力を、そのときの内燃機関の回転数及び負荷に応じた圧力にするべく、負荷対応油圧を前記制御圧として前記弾性部材に伝達する伝達機構とを備えたことを特徴とする内燃機関の潤滑油調圧装置。
IPC (2件):
F01M 1/16 ,  F16K 17/04

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