特許
J-GLOBAL ID:200903087800160883
プロテアーゼ活性化可能なPseudomonas体外毒素A様プロタンパク質
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-521772
公開番号(公開出願番号):特表2001-504334
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】本発明は、プロテアーゼ活性化可能なPseudomonas体外毒素A様(「PE様」)プロタンパク質を提供する。プロタンパク質は、(1)細胞表面レセプターに結合する10と1500との間のアミノ酸の細胞認識ドメイン;(2)タンパク質分解切断の際に細胞サイトゾルへのトランスロケーションをもたらすための、PEのドメインIIに十分に相同なアミノ酸配列を含む改変されたPEトランスロケーションドメイン(ここで、トランスロケーションドメインは、プロテアーゼによって切断され得るプロテアーゼ活性化可能な配列を含むシステイン-システインループを含み、そしてここで、システイン-システインループは、フリンによって実質的に活性化され得ない);(3)必要に応じて、1500アミノ酸までのアミノ酸配列を含むPE Ib様ドメイン;(4)PEのドメインIIIに実質的に相同なアミノ酸配列を含む細胞傷害性ドメイン(この細胞傷害性ドメインは、ADPリボシル化活性を有する);ならびに(5)小胞体(「ER」)残留配列を含む。本発明はまた、標的細胞を殺傷するためにこれらのプロタンパク質を用いる方法を提供する。
請求項(抜粋):
以下を含有する、プロテアーゼ活性化可能Pseudomonas体外毒素A様(「PE様」)プロタンパク質:(1)細胞表面レセプターに結合する、10と1500との間のアミノ酸の細胞認識ドメイン;(2)タンパク質分解切断において細胞サイトゾルへのトランスロケーションを達成するのに十分にPEのドメインIIに相同性であるアミノ酸配列を含む、改変されたPEトランスロケーションドメインであって、該トランスロケーションドメインが、プロテアーゼにより切断可能なプロテアーゼ活性化可能配列を含むシステイン-システインループを含み、そして該システイン-システインループが、フリンによって実質的に活性化可能ではない、改変されたPEトランスロケーションドメイン;(3)必要に応じて、1500アミノ酸までのアミノ酸配列を含むPE Ib様ドメイン;(4)PEのドメインIIIに実質的に相同性のアミノ酸配列を含む細胞傷害性ドメインであって、該細胞傷害性ドメインがADPリボシル化活性を有する、細胞傷害性ドメイン;および(5)小胞体(「ER」)残留配列。
IPC (5件):
C12N 15/09
, A61K 38/00
, A61P 35/00
, C07K 14/21
, C07K 19/00
FI (5件):
C12N 15/00 A
, A61P 35/00
, C07K 14/21
, C07K 19/00
, A61K 37/02
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