特許
J-GLOBAL ID:200903087802303860

自動ボーレート最適化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267219
公開番号(公開出願番号):特開平9-114505
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 バス通信システムにおけるデータ通信速度を前記バス通信システムの設置環境下における安定動作可能な最高通信速度に自動設定すること。また、前記バス通信システム設置環境下における端末の増設可能台数を向上させ、且つ転送速度設定の作業効率を大幅に向上させると共に、ノイズ変化に適応したシステムの最高レスポンスを提供すること。【解決手段】 通信端末1が送信可能な最高クロックにて、バスラインに対し転送速度を示すコマンドとトークン信号を送信する。通信端末2がこのデータを受信不能であった場合、各通信端末は転送速度(ボーレート)を1ステップ低下させる。その後、再度通信端末1よりデータの送信を開始し、リング循環が安定して行われるまで前記動作を繰り返す。リング循環が安定した以降は、前記リング補正の制御を導入し、通信を継続して行うように制御を行う。
請求項(抜粋):
論理的な網トポロジーがリング型であり、ネットワークシステムに接続された各通信端末の送信権利が、論理的にリング循環するように制御されたネットワークにおいて、最適且つ高速な転送速度にてデータの転送を行う自動ボレート最適化システムであって、通信ネットワークを形成するネットワーク手段と、前記ネットワーク手段に接続され、データ転送速度を各々共通な所定のステップで自由に変更することが可能な複数の通信端末手段と、前記複数の通信端末に電源が投入されると前記通信端末の有する共通の最高のデータ転送速度で送受信を行い前記リング循環を開始させる手段と、前記リング循環が開始したか否かを判別する手段と、前記判別手段により、前記リング循環の開始が確認されない場合または前記リング循環が開始後途絶えたと判別された場合には、前記リング循環が開始するまで各通信端末のデータ転送速度を1ステップずつ低下させる手段と、前記各通信端末のデータ転送速度が1ステップ低下された後、前記リング循環を再度開始させる手段と、前記判別手段により前記リング循環が開始したと判別された場合には、その時の各通信端末のデータ転送速度で前記リング循環による各通信端末間通信を所定の時間継続して行う手段と、前記各通信端末間通信を所定の周期毎に、またはユーザーにより各通信端末何れかに対して行われる所定の操作により、前記リング循環の行われているデータ転送速度を、前記各通信端末の最大速度に再設定し、前記リング循環におけるデータ転送速度の再設定を行う手段とを具備したことを特徴とする自動ボーレート最適化システム。
IPC (2件):
G05B 19/05 ,  H04L 12/42
FI (2件):
G05B 19/05 L ,  H04L 11/00 330

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