特許
J-GLOBAL ID:200903087802397139

相乗安定剤混合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114105
公開番号(公開出願番号):特開平8-283586
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【課題】 相乗安定剤混合物を提供する。【解決手段】次式【化1】で表される化合物よりなる安定剤混合物。
請求項(抜粋):
下記の成分I-a)、成分I-b)、成分I-c)、成分I-d)、成分I-e)、成分I-f)、成分I-g)、成分I-h)、成分I-i)、成分I-j)、成分I-k)もしくは成分I-l)、および成分II-a)、成分II-b)、成分II-c)、成分II-d)、成分II-e)、成分II-f)、成分II-g)、成分II-h)、成分II-i)、成分II-j)、成分II-k)、成分II-l)もしくは成分II-m)よりなる安定剤混合物であって、 の基成分I-a)は少なくとも1つの次式I-1【化1】(式中、R1 は水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基を表し、n1 は1、2もしくは4を表し、もしn1 が1を表す場合、R2 は炭素原子数1ないし25のアルキル基を表し、もしn1 が2を表す場合、R2 は炭素原子数1ないし14のアルキレン基を表し、およびもしn1 が4を表す場合、R2 は炭素原子数4ないし10のアルカンテトライル基を表し、但し(1)成分I-a)および成分II-b)もしくはII-m)よりなる安定剤混合物において、もしn1 が2を表す場合、R1 は炭素原子数1ないし18のアルキル基以外のものを表し、(2)成分I-a)および成分II-d)よりなる安定剤混合物において、もしn1 が2を表しかつR1 が炭素原子数1ないし18のアルキル基を表す場合、基-N(A14)A15は5ないし10員複素環を表す。)で表される化合物を表し、成分I-b)は少なくとも1つの次式II-1【化2】[式中、R3 およびR7 は互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し、R4 、R5 およびR6 は互いに独立して炭素原子数2ないし10のアルキレン基を表し、およびX1 、X2 、X3 、X4 、X5 、X6 、X7 およびX8 は互いに独立して次式III-1【化3】(式中、R8 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基上で-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または次式IV-1【化4】を表し、およびR9 およびR10は互いに独立してR1 において定義された意味を表す。)で表される基を表す。]で表される化合物を表し、成分I-c)は少なくとも1つの次式V-1【化5】(式中、X9 、X10およびX11は互いに独立して式III-1を表す。)で表される化合物を表し、成分I-d)は少なくとも1つの次式VI-1【化6】(式中、R11、R13、R14およびR15は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基上で-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または式IV-1で表される基を表し、R12は炭素原子数2ないし18のアルキレン基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン基もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレンジ(炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン)基を表すか、または、基R11、R12およびR13はそれらが結合する窒素原子と一緒になって5ないし10員複素環を形成するか、R14およびR15はそれらが結合する窒素原子と一緒になって5ないし10員複素環を形成し、n2 は2ないし50の数を表し、および少なくとも1つの基R11、R13、R14およびR15は式IV-1で表される基を表す。)で表される化合物を表し、成分I-e)は少なくとも1つの式VII-1【化7】(式中、R16は炭素原子数1ないし10のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基を表し、R17は炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表し、R18はR1 において定義された意味を表し、およびn3 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分I-f)はa)式VIII-1-a【化8】(式中、n4 ’、n4 ’’およびn4 ’’’は互いに独立して2ないし12の数を表す。)で表されるポリアミンと塩化シアヌルを反応させることより得られる生成物を、式VIII-1-b【化9】(式中、R19は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基もしくは炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表す。)で表される化合物と反応させ、そしてb)さらに分子中に存在する2,2,6,6-テトラメチルピペリジ-4-イル基を反応させて次式VIII-1-c【化10】(式中、R20はR1 において定義された意味を表す。)で表される基を得ることにより得られる生成物を表し、成分I-g)は少なくとも1つの次式IX-1【化11】(式中、R21およびR26は互いに独立して直接結合もしくは基-N(Y1 )-CO-Y2 -CO-N(Y3 )-を表し、Y1 およびY3 は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基もしくは式IV-1で表される基を表し、Y2 は直接結合もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレン基を表し、R22はR1 において定義された意味を表し、R23、R24、R27およびR28は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基もしくはフェニル基を表し、R25は水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または式IV-1で表される基を表し、およびn5 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分I-h)は少なくとも1つの次式X-1【化12】(式中、R29は炭素原子数1ないし24のアルキル基を表し、およびR30はR1 において定義された意味を表す。)で表される化合物を表し、成分I-i)は少なくとも1つの次式XI-1【化13】(式中、R31はR1 において定義された意味を表し、およびn6 は2ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分I-j)は少なくとも1つの次式XII-1【化14】(式中、R32およびR33は一緒になって炭素原子数2ないし14のアルキレン基を表し、R34は水素原子もしくは基-Z1 -COO-Z2 を表し、Z1 は炭素原子数2ないし14のアルキレン基を表し、およびZ2 炭素原子数1ないし24のアルキル基を表し、およびR35はR1 において定義された意味を表す。)で表される化合物を表し、成分I-k)は少なくとも1つの次式XIII-1【化15】(式中、R36、R37、R38、R39およびR40は互いに独立して直接結合もしくは炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表し、R41はR1 において定義された意味を表し、およびn7 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分I-l)は少なくとも1つの次式XIV-1【化16】[式中、X12、X13およびX14は互いに独立して次式XV-1【化17】(式中、Aは式III-1で表される基を表す。)で表される基を表す。]で表される化合物を表し、成分II-a)は少なくとも1つの次式I-2【化18】(式中、A1 は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、O・、-CH2CN、炭素原子数3ないし6のアルケニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基もしくはフェニル基上で炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表し、b1 は1、2もしくは4を表し、もしb1 が1を表す場合、A2 は炭素原子数1ないし25のアルキル基を表し、もしb1 が2を表す場合、A2 は炭素原子数1ないし14のアルキレン基を表し、およびもしb1 が4を表す場合、A2 は炭素原子数4ないし10のアルカンテトライル基を表す。)で表される化合物を表し、成分II-b)は少なくとも1つの次式II-2【化19】[式中、A3 およびA7 は互いに独立して水素原子もしくは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し、A4 、A5 およびA6 は互いに独立して炭素原子数2ないし10のアルキレン基を表し、およびT1 、T2 、T3 、T4 、T5 、T6 、T7 およびT8 は互いに独立して次式III-2【化20】(式中、A8 は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基上で-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または次式IV-2)【化21】で表される基を表し、並びにA9 およびA10は互いに独立してA1 において定義された意味を表す。)で表される基を表す。]で表される化合物を表し、成分II-c)は少なくとも1つの次式V-2【化22】(式中、T9 、T10およびT11は互いに独立して式III-2を表す。)で表される化合物を表し、成分II-d)は少なくとも1つの次式VI-2【化23】(式中、A11、A13、A14およびA15は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基上で-OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または式IV-2で表される基を表し、A12は炭素原子数2ないし18のアルキレン基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン基もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレンジ(炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン)基を表すか、または、基A11、A12およびA13はそれらが結合する窒素原子と一緒になって5ないし10員複素環を形成するか、もしくはA14およびA15はそれらが結合する窒素原子と一緒になって5ないし10員複素環を形成し、b2 は2ないし50の数を表し、および少なくとも1つの基A11、A13、A14およびA15は式IV-2で表される基を表す。)で表される化合物を表し、成分II-e)は少なくとも1つの式VII-2【化24】(式中、A16は炭素原子数1ないし10のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基を表し、A17は炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表し、A18はA1 において定義された意味を表し、およびb3 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分II-f)はa)式VIII-2-a【化25】(式中、b4 ’、b4 ’’およびb4 ’’’は互いに独立して2ないし12の数を表す。)で表されるポリアミンと塩化シアヌルを反応させることより得られる生成物を、式VIII-2-b【化26】(式中、A19は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基もしくは炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表し、およびA20はA1 において定義された意味を表す。)で表される化合物と反応させて得られる生成物を表し、成分II-g)は少なくとも1つの次式IX-2【化27】(式中、A21およびA26は互いに独立して直接結合もしくは基-N(E1 )-CO-E2 -CO-N(E3 )-を表し、E1 およびE3 は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基もしくは式IV-2で表される基を表し、E2 は直接結合もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレン基を表し、A22はA1 において定義された意味を表し、A23、A24、A27およびA28は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基もしくはフェニル基を表し、A25は水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、または式IV-2で表される基を表し、およびb5 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分II-h)は少なくとも1つの次式X-2【化28】(式中、A29は炭素原子数1ないし24のアルキル基を表し、およびA30はA1 において定義された意味を表す。)で表される化合物を表し、成分II-i)は少なくとも1つの次式XI-2【化29】(式中、A31はA1 において定義された意味を表し、およびb6 は2ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分II-j)は少なくとも1つの次式XII-2【化30】(式中、A32およびA33は一緒になって炭素原子数2ないし14のアルキレン基を表し、A34は水素原子もしくは基-G1 -COO-G2 を表し、G1 は炭素原子数2ないし14のアルキレン基を表し、およびG2 は炭素原子数1ないし24のアルキル基を表し、およびA35はA1 において定義された意味を表す。)で表される化合物を表し、成分II-k)は少なくとも1つの次式XIII-2【化31】(式中、A36、A37、A38、A39およびA40は互いに独立して直接結合もしくは炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表し、A41はA1 において定義された意味を表し、およびb7 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物を表し、成分II-l)は少なくとも1つの次式XIV-2【化32】[式中、T12、T13お・・・
IPC (7件):
C08L101/02 LSY ,  C08K 5/34 KBF ,  C08L 35/00 LJW ,  C08L 67/00 LPK ,  C08L 79/02 LQZ ,  C08L 79/04 LRA ,  C08L 83/08 LRY
FI (7件):
C08L101/02 LSY ,  C08K 5/34 KBF ,  C08L 35/00 LJW ,  C08L 67/00 LPK ,  C08L 79/02 LQZ ,  C08L 79/04 LRA ,  C08L 83/08 LRY
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-153749
  • 特開平1-153749
  • 特開昭60-101132
全件表示

前のページに戻る