特許
J-GLOBAL ID:200903087807664089

スプラグ保持装置及びスプラグ・クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341192
公開番号(公開出願番号):特開平6-221352
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 スプラグ・クラッチの組立ての際に、スプラグ保持装置を外レースに容易に取付けることができるようにすることにある。【構成】 スプラグ保持装置28は、外レース24の内周面に接触するように付勢された横部材32の中央部分36を備えている。中央部分はスプラグ保持装置の軸線方向端部30から半径方向外向きにわずかに間隔を置いている。すなわち中央部分だけが外レースに接触する。各軸線方向端部は、案内直径部を設け、スプラグ保持装置を外レース内に確実に適正に挿入できるようにしてある。横部材は、スプラグ保持装置の挿入にも役立つばね状構造を形成する。
請求項(抜粋):
共通の軸線を中心とし、この軸線に沿って互いに間隔を置き、それぞれ前記軸線に向かい半径方向に下向きに延びる大体において筒形の1対の軸線方向端部と、それぞれ軸線方向に延び、前記軸線方向端部を連結する複数個の横部材と、を備え、前記軸方向端部と前記横部材とに外周面を設け、前記横部材のうちの少なくとも1個の大体において中央部分の前記外周面を、前記軸線から第1の半径だけ間隔を置くと共に、前記軸線方向端部の前記外周面を、前記軸線から第2の半径だけ間隔を置き、前記第1の半径を、前記第2の半径より大きくし、前記第1の半径と前記第2の半径との差を0.010インチ(0.254ミリメートル)以下にすることにより、前記中央部分の前記外周面は外レースに接触するのに適するようにし、前記軸線方向端部の前記外周面は前記外レースから間隔を置くのに適するようにしたスプラグ保持装置。

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