特許
J-GLOBAL ID:200903087811903705

耐延性き裂発生特性に優れる高強度高変形能鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 順三 ,  中村 盛夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-096712
公開番号(公開出願番号):特開2006-274372
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 耐延性き裂発生特性に優れた高強度高変形能鋼板を提供すると共に、その有利な製造方法を提案する。【解決手段】 C:0.03〜0.1mass%、Si:0.01〜1mass%、Mn:0.5〜2mass%、S:0.002mass%以下、Al:0.01〜0.07mass%を含有する鋼スラブを1000〜1200°Cに加熱し、圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、その後、(Ar3-30°C)未満の温度から400°C以下の温度までを平均冷却速度30°C/秒以上で冷却することにより、金属組織がフェライト相とベイナイト相の2相組織からなり、前記ベイナイト相の相分率が10〜50%、前記ベイナイト相のビッカース硬さとフェライト相のビッカース硬さの比(HvB/HvF)が1.6以上、降伏比が0.8以下である高強度高変形能鋼板を得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.1mass%、Si:0.01〜1mass%、Mn:0.5〜2mass%、S:0.002mass%以下、Al:0.01〜0.07mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、金属組織がフェライト相とベイナイト相の2相組織からなる鋼板であって、前記ベイナイト相の相分率が10〜50%、前記ベイナイト相のビッカース硬さとフェライト相のビッカース硬さの比(HvB/HvF)が1.6以上、降伏比が0.8以下であることを特徴とする耐延性き裂発生特性に優れる高強度高変形能鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C22C38/00 301W ,  C21D9/46 T ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
Fターム (18件):
4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037FA02 ,  4K037FC07 ,  4K037FD04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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